1990 Fiscal Year Annual Research Report
多品種少量生産システムの知識ベ-ス・スケジュ-リングに関する研究
Project/Area Number |
01550208
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Research Institution | Osaka Univ. |
Principal Investigator |
田村 坦之 大阪大学, 工学部, 教授 (90029257)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鳩野 逸生 大阪大学, 工学部, 助手 (10208548)
山縣 敬一 広島大学, 総合科学部, 教授 (90029992)
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Keywords | フレキシブル生産システム / スケジュ-リング / ル-ルベ-ス / シミュレ-ション / ファジィ |
Research Abstract |
本年度の研究成果の概果は以下の通りである. 1.スケジュ-リングのための知識を,(1)スケジュ-ル評価のための知識,(2)スケジュ-リング方針を決定するための知識,(3)ディスパッチングを行うための知識に分類した.これにより,以下の利点が生じることが分かった. (a)上記の3つの知識のうち,エンド・ユ-ザが操作可能な知識(1)と事前にエキスパ-トにより作成しておくべき知識(2),(3)とに切り分けることができる. (b)(2),(3)の知識を十分にデバッグしておけば,(1)スケジュ-リング評価をどのように定義するかでシステムがどのようにスケジュ-ルを出力するか制御できる. 2.(1),(2),(3)の各知識をファジィ述語を含んだファジィ・ル-ルで記述することにより,人間の曖味な知識をより正確に表現できる.これにより,以下の利点が生じることを確認した. (a)ル-ルの構造自体を変更せず,メンバ-シップ関数を操作することにより推論の流れを制御することができる. (b)人間にとって直感的に理解しやすい. (c)知識ベ-スの変更が比較的容易である. 3.シミュレ-ションベ-スのスケジュ-リングシステムであるため,非常に細かいレベルでのスケジュ-リングが可能となることが分かった.
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[Publications] I.Hatono: "Modeling and Onーline scheduling of Flexible Manufacturing System Using Stochastic Petri Nets" IEEE Transactions on Software Engineering,Vol.17,No.2,1991. 17. (1991)
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[Publications] 鳩野 逸生: "ファジィ推論を用いたフレキシブル生産スケジュ-リングー多様なスケジュ-リング目的の実現ー" 日本ファジィ学会論文誌. 3. (1991)
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[Publications] 鳩野 逸生: "ル-ルベ-スを用いたフレキシブル生産システムのオンライン・スケジュ-リング" システム制御情報学会論文誌. (1991)
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[Publications] H.Tamura: "Modeling and Scheduling of Flexible Manufacturing Systems Using Timed/Stochastic Petri Nets" Proceeding of IFAC Workshop on Discrete Event System Theory and Applications. (1991)