1989 Fiscal Year Annual Research Report
学習機能を持つ自律分散型確率的大規模最適化手法の開発
Project/Area Number |
01550324
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
平田 廣則 千葉大学, 工学部, 助教授 (60111415)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
須貝 康雄 千葉大学, 大学院自然科学研究科, 助手 (30187629)
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Keywords | 学習 / 確率的最適化 / 分散型 / VLSIのレイアウト / 配置 / 配線 |
Research Abstract |
本年度は、以下の点について研究を進め、新しい結果を得ることが可能となった。 1.組合せ論的最適化問題であるVLSIの配線問題に学習機能を持った手法を適用し、今後階層化を行うことにより、一層複雑な大規模な問題に適用していく糸口を得た。 2.組合せ論的最適化問題であるVLSIの配置問題に学習機能を持った手法を適用した。簡単な例への適用において有効性が試された。 3.自律分散性を持った進化の概念を用いた確率的手法を確立し、並列型計算機上で実行するアルゴリズムを構築した。 4.学習性、自律分散性各々の特徴を整理し考察することにより、今後の統合へ向けての一ステップを踏み出した。 5.上記の各々の手法を簡単な実デ-タあるいはそれに近いものへ応用した。 6.シミュレ-ションの結果を整理して、今後大規模な実デ-タに適用する方針を議論した。 来年度は、上記1〜5の新しく得られた結果をふまえ、一層の研究の発展を計る。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 須貝康雄: "フィ-ドスル-位置最適化に着目したスタンダ-ドセル方式VLSIの概略配線手法" 電子情報通信学会論文誌A分冊. J73-A. 7 (1990)
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[Publications] 小圷成一: "遺伝的要素を取り入れた改良型アニ-リング法によるブロック配置手法" 電子情報通信学会論文誌A分冊. J73-A. 87-94 (1990)
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[Publications] 大池浩一: "ニュ-ラルネット型学習を用いたVLSIのチャネル配線手法" 電子情報通信学会論文誌A分冊.
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[Publications] 須貝康雄: "競合学習を用いたVLSIの配置手法" 電気学会論文誌C分冊.
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[Publications] 小圷成一: "遺伝的要素を取り入れた改良型アニ-リング法のフロアプランへの適用" 電子情報通信学会論文誌.