1990 Fiscal Year Annual Research Report
建築仕上げ材用触覚センサ-の開発とその設計への応用に関する研究
Project/Area Number |
01550439
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Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Principal Investigator |
岡島 達雄 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (30024243)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水谷 章夫 名古屋工業大学, 工学部, 助手 (60141892)
堀越 哲美 名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (80144210)
若山 滋 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (00167090)
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Keywords | 建築仕上げ材 / 触覚センサ / 設計 / 温冷感 / 硬軟感 / 粗滑感 |
Research Abstract |
1.20℃での温冷・硬軟・粗滑の3物理量を測定できる一個のコンパクトな触覚センサを作製した。 2.1の物理量からそれに対応する心理量が求められる1次式を求めた。 3.2の心理量から快・不快感、乾湿感が求められる1次式を作成した。 4.10℃〜30℃の範囲内では、硬軟、粗滑、乾湿の3心理量は一定であるが、温冷、快・不快の2心理量は温度に依存する。 5.10℃〜30℃の5心理量を、20℃の温冷、硬軟および粗滑の3心理量で表わす式を提案した。 6.20℃の3心理量を、10℃〜30℃の任意温度の物理量で求められる推定式を作成した。 7.6に沿うように触覚センサを改良した。 8.材質感に偏りがないように選んだ実際の建築仕上げ材料42種類について、10℃〜30℃の範囲内で上記1〜7の各項の妥当性を検証した。 9.温度依存性の高い温冷、快・不快の2心理量が、30℃を越えた体温の前後でどのように変容するかを生理、心理学的に究明した。 10.手、足、腰などの人間の各部位が建築要素を含めたどのようなものの表面に、何のために、どれ位の時間触れるかを、夏期・冬期にわたって調査し集計し、設計のための資料を得た。
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Research Products
(11 results)
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[Publications] 岡島 達雄: "温度による建築仕上げ材料の触覚的特性に関する研究" 日本建築学会大会学術講演梗概集. A. 423-424 (1989)
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[Publications] 岡島 達雄: "建築仕上げ材料の触覚的特性に関する研究ー温度による心経効果" 日本建築学会東海支部研究報告. 28. 49-52 (1990)
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[Publications] 岡島 達雄: "触情報と仕上げ" 日本建築仕上学会1990年大会学術講演論文集. 21-24 (1990)
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[Publications] 岡島 達雄: "人間・物体の接触情報" 日本建築学会大会学術講演梗概集. E. 667-668 (1990)
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[Publications] 岡島 達雄: "触覚センサによる建築仕上げ材料の触覚定量化" 日本建築学会大会学術講演梗概集. E. 665-666 (1990)
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[Publications] 岡島 達雄: "建築仕上げ材の触覚的特性に及ぼす温度の影響に関する研究" 日本建築学会構造系論文報告集. 419. 1-10 (1991)
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[Publications] 岡島 達雄: "触覚による建築仕上げ材料の快・不快感の定量化" 日本材料学会“材料"誌.
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[Publications] 岡島 達雄: "人間ー環境材料系の触情報" 日本建築仕上学会“FINEX"誌. (1991)
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[Publications] 岡島 達雄: "触覚センサによる建築仕上げ材料の触覚定量化" 日本建築学会構造系論文報告集.
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[Publications] 岡島 達雄: "人間ー環境材料系に関する触情報の考察" 日本建築仕上学会1991年大会学術講演論文集. (1991)
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[Publications] 鈴木 正治: "日本木材学会論住まいと木材ー居住環境を考える" 海青社, 132 (1990)