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1989 Fiscal Year Annual Research Report

口蓋裂の骨欠損部への骨移植と咬合誘導に関する研究

Research Project

Project/Area Number 01571085
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

幸地 省子  東北大学, 歯学部附属病院, 講師 (30005045)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鴫原 隆  東北大学, 歯学部附属病院, 助手 (30206073)
猪狩 俊郎  東北大学, 歯学部, 助手 (10142994)
Keywords骨移植 / 口蓋裂 / 咬合誘導
Research Abstract

本年度の研究は、臨床デ-タの整理と歯の移動実験のための移植動物モデルの検討を主体に行った。具体的な作業の内容と研究結果は、以下のとおりである。
1.臨床デ-タの整理とその基本デ-タファイルの作成。
骨移植を行ったものについて臨床デ-タを解析するためには、対照となる骨移植を行わなかったもののデ-タも必要である。そこで、これまで東北大学歯学部附属病院顎口腔機能治療部合同診療室で、咬合管理を行ったすべての者について、基本デ-タファイルを作成した。
また、骨移植を行った症例の資料を整理し、臨床デ-タに関して、デ-タファイルを作成した。
2.移植骨部への歯の移動実験モデルの作製
幼犬の下顎骨に骨欠損部を作製し、さらにその部分への骨移植を行って、移植骨部への歯の移動実験モデルを作製した。これら一連の実験技術を開発し、このモデルで移動実験が可能であることを確認した。
3.骨移植症例の咬合X線写真画像解析
年齢が低いほど、骨改造が良好であることが明らかとなった。骨架橋形成と移植骨部辺緑の高さについてのX線写真解析では、年齢が骨移植の予後の良否に大きく関与することが、すでに判明している。先の結果は、これを骨改造の点から裏付けた。
骨移植を低い年齢で行った場合には、上顎骨の成長抑制が懸念される。したがって、来年度は、これに関する臨床デ-タの解析が1つのテ-マである。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 仲島宏敏・幸地省子他: "顎裂骨植骨部のX線画像解析術後5年の変化" 日本口蓋裂学会雑誌.

URL: 

Published: 1993-03-26   Modified: 2016-04-21  

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