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1990 Fiscal Year Annual Research Report

高齢者の余暇活動に関する実証的研究ー特に身体活動を中心としてー

Research Project

Project/Area Number 01580106
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

深澤 宏  秋田大学, 教育学部, 教授 (10006596)

Keywords高齢化社会 / 余暇活動
Research Abstract

現在までに集計が終了した研究対象地域の一つである高知県内高齢者319名(有効回答者数)についての結果と考察は、次のようになった。
1、平日の余暇時間は、2.4時間ー4.8時間が36.3%と最も多く2番目が4.8ー7.2時間の26%であった。休日の余暇時間は、4.8ー7.2時間が36%と最も多く、次が2.4ー4.8時間の27%であった。
半数以上の高齢者が平日、休日ともたくさんの休日を持っており、その過ごし方が高齢者の生活の質を決定する可能性がある。
2、1年間の余暇活動で一番多かった活動は、「行楽・旅行」で、48%あった。2、余暇活動の2番目以降は、それぞれ「園芸」「読書」「テレビ」「運動・スポ-ツ」の順であった。
3、過去1年間の余暇活動で4位であった「テレビ」は、「特に、力を入れている活動」及び「今後やりたい余暇活動」としては、それぞれ、12位、10位と他の項目の順位がほとんど変わらないのに反し、かなり異なった結果となった。
即ち、高齢者がテレビを見ているのは、その活動が楽しく、やりたいから行っているのではなく、やむおえず、または、何となく行っている活動と考えられる。
4、スポ-ツ活動を行った者の内、54.5%の者は、その種目として、「ゲ-トボ-ル」をあげており、高齢者のスポ-ツ活動で「ゲ-トボ-ル」が重要な役割を果たしていることが分かった。
5、以上のことと、体力について「まだ、体力はある」とした者が77%あったことから、今後の余暇政策として、身体活動を伴った積極的な余暇活動の場(施設、用具等)が必要である。

URL: 

Published: 1993-08-11   Modified: 2016-04-21  

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