1989 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
01629507
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
福来 正孝 京都大学, 基礎物理学研究所, 助教授 (40100820)
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Keywords | 宇宙黒体體輻射 / 宇宙の再加熱 / 太陽ニュ-トリノ問題 / 暗黒物質 / 宇宙の大局的構造 / 宇宙の密度ゆらぎ / ハッブル常数 |
Research Abstract |
科学研究費補助金交付申請書研究実施計画の項目に即て研究概要を述る。 1.名古屋グル-プに拠る宇宙背景輻射の黒体輻射よりのずれを説明すべく不安定宇宙残存粒子の輻射崩壊に拠る宇宙再加熱のシナリオを構築し説明を与る事に成功したが、其後名古屋(松本・早川等)の観測は全くの誤りである事が確認され意義を消失した(論文1-3)。尚宇宙背景輻射の非等方性より与えられる暗黒物質を含む宇宙模型の制限に関しては論文6が最終報告である。 2.熱核反応太陽中性微子反応断面積に関しては^<13>Cの場合に関して論文4に与えた。此計算は凡のPShell原子核を対象に拡張され、清水清孝(東大)蔵本武志(上智大)と申請書に拠って二編の論文を作製中である。亦太陽フレア-に随伴する中性微子束に対する中間エネルギ-反応断面積に関して実用上重要なる^<16>O,^<37>Clの場合に就て詳い計算を行い論文5とした。 3.申請当時のアイデアは計算の結果甘く行かない事が判明した。 4.Pisces-Perseus銀河団の中性水素デ-タを用いて同銀河団の密度ゆらぎを与えない事、宇宙の密度バラメ-タ-は宇宙を閉じさせる値より相當に小さい事を示した。此は現在市川隆と論文作製中である。 5.Arecido天文臺の中性水素観測デ-タ及木曽天文臺で光学観測を行いかみのけ座銀河団への距離を決定しハッブル定数は100km/s・Mpcに近い事を見出した。同様の検討は魚座、ペルセウス座銀河団のデ-タに対しても行われ同様にHo【approximately equal】50km/s・Mpcは到底得られない値である事を示した。両者共論文作
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[Publications] M.Fukugita,M.Kawasaki,T.Yanagida: "Unstable Neutrino Reheating of the Universe and Distortion of Cosmic Background Radiation Spectrum" Astrophys.J.(Letters). 342. L1-L4 (1989)
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[Publications] M.Fukugita,M.Kawasaki,T.Yanagida: "Simple Particle-Physics Model for the Reheating of the Universe" Phys.Rev.Lett. 63. 585-588 (1989)
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[Publications] M.Fukugita,M.Kawasaki: "Reheating of Universe by Unstable Neutribnos and Cosmic Background Rackground Radiation Distortion" Astrophys.J.(1990)
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[Publications] M.Fukugita,Y.Kohyama,K.Kubodera,T.Kuramoto: "Reaction Cross Sections for ν^<13>C→e^<-13>v13C→eー13N and ν^<13>C→ν'^<13>C" Phys.Rev.C.
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[Publications] T.Kuramoto,M.Fukugita,Y.Kohyama,K.Kubodera: "Neutrino Induced Reaction Cross Section at Intermediate Energies for Chlorine and water Detectors" Nucl.Phys.A.
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[Publications] M.Fukugita N.Sugiyama,M.Umemura: "Constraints on Cold Dark Matter Dominated Universes from Cosmic Background Radiation Anisotropies" Astrophys.J.