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1991 Fiscal Year Annual Research Report

シンセティックCADのためのモデリング要素「知能モデロン」の開発

Research Project

Project/Area Number 01850037
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

沖野 教郎  京都大学, 工学部, 教授 (30001093)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 渡部 広一  京都大学, 工学部, 助手 (90201251)
山本 裕  京都大学, 工学部, 助教授 (70115963)
KeywordsCAD / モデリング要素 / 自律分散 / モデロン / 知能モデロン / シンセティックCAD
Research Abstract

CAD(Computer Aided Design)はモデリング技術を核として構成される。現在まで発展してきたシミュレ-ション型CADにおいてもモデリング技術が中心的役割を果たしてきたが、シンセシス型CADに対しては、その同じモデリング技術を適用するだけでは不十分で、新しいモデリング技術の開発が必要である。本研究はモデルがモデリング要素「モデロン」の集合によって構築されるものとしたとき、各モデロンにシンセシス機能としての自律性と自己組織化性を付与し、これを知能モデロンと呼んで設計仕様に知能的に対応することを方法論の基礎とする新しいシンセティックCADの方法を提案することを目的として、次の5項目の研究を遂行した。(1)知能モデロン開発ツ-ルの作成(2)知能モデロンベ-スとそのマネ-ジメントシステムの開発(3)知能モデロンによるシンセティックCAD実行システムの開発(4)主な機械要素、すなわち、軸受、歯車、軸、軸継手等の知能モデロンを作成する。(5)ウインチの設計を例にとって本システムの性能実験を行う。
昨年度までの研究として「知能モデロン開発ツ-ルの開発」と「知能モデロンベ-スの開発」を目標に本研究のインフラストラクチュアの開発を行ってきた。
本年度は計画の最終年度として、上記の各システムを完成すると共に、これを利用して具体システムのプロトタイプを作成し、シンセティックCADが実現することを検証した。すなわち、主な機械ユニット、軸、軸継手、軸受、歯車減速機構、ブレ-キ、モ-タ、ドラム、ロ-プなどの知能モデロンを作成し、これを用いてウインチのシンセティックCADを進める実験を行った。得られた結果は本システムがほぼ所期の目的を達したと考えている。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 沖野 教郎,古川 正志,嘉数 侑昇: "境界因子設計モデルのペトリネットによる制御-設計モデルの階層化に関する研究" 精密工学会誌. 57. 699-704 (1991)

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

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