1989 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
01850086
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
宮本 定明 筑波大学, 電子・情報工学系, 助教授 (60143179)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野本 弘平 三菱電機, 情報電子研究所, 研究員
三宅 輝久 筑波大学, 電子・情報工学系, 助手 (60209880)
中山 和彦 筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (50091913)
池辺 八洲彦 筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (10114034)
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Keywords | ファジィ情報検索 / ファジィ索引 / ファジィシソ-ラス / ファジィ集合モデル / マッチング関数 / ファジィフィルタ- / ファジィ検索システム / 情報選好度 |
Research Abstract |
本研究では、情報検索における本質的なあいまい性を数学的に定式化するファジィ理論を基礎とした情報検索の方法とシステムを開発する。以下では、本年度の研究成果を(1)方法論、(2)システムおよびデ-タベ-ス開発、(3)応用、の3つに分けて述べる。 (1)方法論における成果 ファジィ検索における文字列の部分マッチングの方法をファジィ集合モデルにもとづいて定式化した。また、ユ-ザの情報選好度をファジィ・フィルタ-により検索結果に反映させる方法を開発した。さらに、ファジィ集合モデルにもとづく検索結果評価のための測度を提案した。 (2)システム開発における成果 ファジィ検索システムの基本的機能をほぼ完成し、数万件の規模のデ-タベ-スに対し、ファジィ索引とファジィ・シソ-ラスを自動生成して、このファジィ検索システムによって使用できるようにした。また、ファジィ理論関連の文献についてファジィ索引をマニュアルで作成する作業をすすめている。さらに、前項で述べたマッチングとフィルタ-をこのシステムに試験的にインプリメントした。 (3)応用 遺伝子デ-タベ-スへのファジィ検索の応用について考察した結果、遺伝子シ-ケンスの部分マッチングの結果をメンバ-シップとして利用する、マッチングのためにファジィ集合モデルを用いる、など様々なファジィ検索の可能性があることがわかった。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] S.Miyamoto: "Two approaches for information retrieval through fuzzy associations" IEEE Transactions on Systems,Man,and Cybernetics. 19,1. 123-130 (1989)
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[Publications] S.Miyamoto: "A filter and a matching function in a system of fuzzy information retrieval" Proceeding,28th SICE Annual Conference. 1359-1362 (1989)
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[Publications] S.Miyamoto: "A view of studies on bibliometrics and related studies in Japan" Communications Pesearch. 16,5. 629-641 (1989)
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[Publications] 三宅輝久: "ファジィ情報検索と実験システムの開発" 書誌索引展望. 14,2. (1990)
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[Publications] 三宅輝久: "ファジィ情報検索システムのためのマッチング関数" 第5回ファジィシステムシンポジウム講演論文集. 439-442 (1989)
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[Publications] 三宅輝久: "ファジィ情報検索のための実験システムの構成と機能" 三田図書館・情報字会研究大会. 36-39 (1989)