1989 Fiscal Year Annual Research Report
回転円筒による粘土の自重圧密試験装置の実用化に関する研究
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01850112
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research
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| Research Institution | Utsunomiya University |
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Principal Investigator |
日下部 治 宇都宮大学, 工学部, 助教授 (40092548)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三宅 達夫 東洋建設株式会社, 技術研究所, 主任研究員
萩原 敏行 宇都宮大学, 工学部, 助手 (60189462)
横山 幸満 宇都宮大学, 工学部, 教授 (20174881)
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| Keywords | 土質試験 / 圧密 / 粘土 / 遠心実験 / 模型実験 / 試験法 / 軟弱地盤 |
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| Research Abstract |
本研究は軟弱地盤の圧密解析に必要な土質係数を求める為に、小型ドラム型自重圧密試験機を試作し実用化を計ることを目的としている。
今年度の研究成果は以下の4点である。
(1)回転直径が20cm、最大回転数3,000rpmの自重圧密試験装置の試作に成功した。主な工夫は下記の点である。*試料容器を着脱可能とし実験操作の簡便を計った。*回転中試料表面が波うつ現象を容器に3つの仕切りを放射状に設置することで解決した。*試験機の金属疲労のため防震対策には配慮を行ったが、最高回転数近傍で依然として振動が発生するので、改良が必要である。
(2)自重圧密試験を2種類の粘土試料について行い、試験法マニュアルを作成し、試験機の安全操作と精度よい沈下挙動の観測法を確立した。
(3)軸対称弾塑性圧密解析法の確立を行い、圧密速度、e-logP関係に及ぼす回転半径の影響を調べる準備を整えた。
(4)試験機の実用化に向けて、実地盤での埋め立て現場での観測デ-タ収集体制の確立と実験試料の確保を行い、次年度の研究体制準備を整えた。
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