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1990 Fiscal Year Annual Research Report

悪性高熱症モデル動物(MHSブタ)の開発

Research Project

Project/Area Number 01870067
Research Category

Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)

Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

盛生 倫夫  広島大学, 医学部, 教授 (80033950)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 海老 成直  清水港飼料K. K, 中央研究所, 所長
松原 利光  麻布大学, 獣医学部, 助教授
藤井 宏融  広島大学, 医学部, 講師 (60034021)
北地 博達  東那大学, 医学部, 教授 (40034029)
Keywords悪性高熱症 / ピエトレン種豚 / P.S.S豚 / 筋小胞体 / カルシウムによるカルシウム放出
Research Abstract

ピエトレン種豚をハロセン吸入テストで陽性陰性に分類し、それらの豚筋肉小胞体のカルシウムによるカルシウムの放出速度の測定と、筋束試験を行った。その後、これらの豚にハロセンを吸入させ、体温、呼吸循環系のパラメ-タ-を測定した。
筋束試験の結果は、ハロセンに対する感受性、カフェインに対する感受性共に陽性豚に亢進傾向があった。筋肉小胞体のカルシウムによるカルシウムの放出速度は陽性陰性豚の関に有意差は見られなかった。例数が少ないために有意差が見られないので更に症例を追加し、検討する予定である。
ハロセン吸入実験は陽性陰性各3頭を用いた。ケタミン筋注下にペントバルビタ-ル、パンクロニウム静脈注射し、人工呼吸に下にハロセンを吸入させた。陽性陰性豚各1頭はケタミン筋注下の筋生検時に高体温となり、死亡した。残りの各2頭はハロセン吸入後高体温となり、死亡した。心泊数は4頭とも250回/分をこえ頻脈を呈した。四肢の筋軟直は全て陽性であった。
ハロセン吸入テストで陰性と診断された豚もハロセン麻酔により、高熱を発し、死亡した。さらにハロセン吸入テスト、豚筋肉小胞体のカルシウムによるカルシウムの放出速度と筋束試験とのあいだに明らかな相関が見られなかった。したがって、ハロセン吸入テスト、豚筋肉小胞体のカルシウムによるカルシウムの放出速度と筋束試験との関係や悪性高熱の発症機序の解明を更に検討しなければならないと考察した。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 久保田 稔他: "悪性高熱症モデル豚(Piefrain pig)の麻酔経験" 第14回悪性高熱研究会. (1990)

  • [Publications] 松原 利光: "悪性高熱モデル動物の開発実験" 第14回悪性高熱研究会. (1990)

URL: 

Published: 1993-08-11   Modified: 2016-04-21  

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