1990 Fiscal Year Annual Research Report
航空写真情報デ-タベ-ス構築におけるデ-タ入力法の開発研究
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01890013
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Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
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| Research Institution | Nara National Research Institute for Cultural Properties |
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Principal Investigator |
伊藤 太作 奈良国立文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 室長 (20000482)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八重樫 純樹 国立歴史民俗博物館, 情報資料研究部, 助教授 (30006358)
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| Keywords | 標定図 / 航空写真 / 主点座標 / 撮影範囲 / 遺跡コ-ド |
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| Research Abstract |
奈良国立文化財研究所の保管下にある航空写真は120万駒におよぶ。これは、古くは昭和29年からの国土の地理情報を写真上に忠実に収録した貴重な記録である。これを、地理的経年変化の情報を求める各分野の要望にこたえるべく、希望する日時の、希望する縮尺で撮影された航空写真が、その他の属性が付加された情報として正確かつ迅速に検索できるデタベ-スシステムを作成し始めてから、ほゞ10年が経過した。現在このシステムは、それなりに確立しており、順調に嫁動している。しかし、デ-タの畜積が毎年のデ-タの発生量に比較しておくれ気味であるという現状は先に報告したとおりである。これは、デ-タ入力部分がすべて手作業であることに起因し、その部分を改善し、コンピュ-タ処理することによって、入力作業の能率向上化することをこの研究の主眼としている。昨年度来、この目的に添って機器の購入、プログラムの開発をおこなった。以下、今年度の事業について列記する。
1.新規開発したプログラムによって入力作業をおこない、突発的に発生する「バク」の発見修足をおこなった。
2.標定図LDを重複して入力した場合のチェックプログラムを作成した。
3.写真主点位置を誤まって入力した際の、2重に手間をかけないための修正プログラムを作成した。
4.1/50,000地形図を、接続部分を2重に光ディスクに入力する際の重複チェックプログラムを作成した。
以上が主なプログラムの改良点で、大半はデバッグであった。こういった新規開発プログラムは、充分なテストをおこなうことが必要であり、それが、システム全体を向上させる大きな手段であることを認識した。
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