1991 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
02044146
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
大庭 脩 関西大学, 文学部, 教授 (50067451)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岳 邦湖 甘肅省文物考古研究所, 所長
林 素清 中央研究院 歴史語言研究所, 副研究員
蕭 はん 中央研究院 歴史語言研究所, 副研究員
管 東貴 中央研究院 歴史語言研究所, 所長
山本 清香 関西大学, 工学部, 教授 (60067543)
町田 章 奈良国立文化財研究所, 発掘調査部長
上島 紳一 関西大学, 文学部, 助教授 (10184920)
籾山 明 埼玉大学, 教養部, 助教授 (70174357)
永田 英正 京都大学, 文学部, 教授 (90027532)
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Keywords | 居延漢簡 / 蘭州 / 敦煌 / 懸泉置 / 『居延新簡』 |
Research Abstract |
1.研究課題の漢簡現品を所蔵する台湾の研究所長と、同じ場所で出土した漢簡の現品を持つ甘肅省の研究所長を招き、研究代表者と三者で今後の研究に関して意見交換を行ない、国際学会の開催、現物資料の公開、釈文の表記法について協議、同意した。 2.甘肅省蘭州市における国際学会に大庭・永田・籾山が参加し、各々研究発表を行ない、1973〜4年出土漢簡を調査し、特に新しく発掘中である敦煌懸泉置遺跡を見学して、木簡・紙などが埋もれている断層を視認した。 3.蕭はん・林素清両副研究員を招へいし、平城京木簡を見学させると共に、通常行なっている研究会に出席して、日本の研究方法を紹介、意見交換を行なった。 4.漢簡のコンピュ-タ-処理については、基本的・一般的な文系研究に対する支援のプログラムの構築を中心に研究を進め、一方次年度のインプットの為の居延漢簡釈文、写真の整備と、文献の蓄積につとめた。 5.日常の共同研究においては、『居延新簡』の研究を進め、ほぼ半ばに到達している。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] 永田 英正: "中国の木簡" 月刊しにか. 5. 16-22 (1991)
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[Publications] 大庭 脩: "中国木簡発見の経過" 月刊しにか. 5. 23-28 (1991)
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[Publications] 大庭 脩: "中国木簡研究の近況と課題" 書道研究. 3. 30-45 (1991)
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[Publications] 大庭 脩: "出土資料として見た木簡" 墨. 93. 26-29 (1991)
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[Publications] 大庭 脩: "《検》の再検討" 書学書道史研究. 1. 47-67 (1991)
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[Publications] 永田 英正: "中央研究院訪問記" 以文. 34. 9-13 (1991)
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[Publications] 大庭 脩: "漢簡の研究" 同朋舎出版, 600 (1992)