1990 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
02299113
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
園田 昇 大阪大学, 工学部, 教授 (20083983)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉野目 浩 北海道大学, 工学部, 教授 (00000779)
福本 圭一郎 東北大学, 薬学部, 教授 (50004586)
大城 芳樹 大阪大学, 工学部, 教授 (70028984)
谷口 宏 九州大学, 工学部, 教授 (10037715)
諸岡 良彦 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (70016731)
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Keywords | 分子変換 / 酸素酸化 / 炭素ー水素結合の活性化 / 新増炭素手法 / 不斉分子識別 / 反応性電極 |
Research Abstract |
重点領域研究「超高率分子変換」は、昭和62年度から平成元年度までの3年間、文部省科学研究費補助金の交付を受け、革新的な超効率的物質変換法の創出を目的として行なわれたものである。本研究は、これらの成果を自然科学の分野をに留らず、広く社会に還元し、その発展に貢献することを目的として、上記3年間の研究成果の取りまとめとその公開を行なうものである。成果の取りまとめにあたっては、研究代表者と、5つの重点課題、「酸素酸化による分子変換」、「炭素ー水素結合の活性化による分子変換」、「新増炭素手法による分子変換」、「不斉分子識別に基づく分子変換」、「反応性電極による分子変換」を担当する5人の班員からなるワ-キンググル-プを組織した。6月20日には大阪で全体会議を開催し、本研究を推進するにあたっての研究計画に関する討議を行なうとともに、研究成果発表のための公開シンポジウムを行ない、成果の公的流通の促進を図った。さらに、上記全体会議で討議された方針に従い、研究代表者を中心として研究成果を「成果報告書」としてまとめるための編集作業を行なった。3年間の重点領域研究により得られた研究成果は、我が国のみならず、世界各国の研究者にとっても極めて貴重な情報となることから、成果報告書は英文とし、全頁数450頁程度、重点領域研究「超高率分子変換」に参加した班員全員の研究成果と、各班長による上記の重要課題についての総括よりなるものとし、編集作業は研究代表者が中心となって行なった。また編集原稿には、英文校閲を行った。
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