1990 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
02302030
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Research Institution | Nara University |
Principal Investigator |
中嶋 二一 奈良大学, 社会学部, 助教授 (00207789)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 聡 琉球大学, 理学部, 助手 (50124855)
松本 良 東京大学, 理学部, 助教授 (40011762)
弘原海 清 大阪市立大学, 理学部, 教授 (90047572)
岡田 博有 九州大学, 理学部, 教授 (60037182)
相原 安津夫 九州大学, 理学部, 教授 (80037291)
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Keywords | 堆積岩岩石学 / 堆積学デ-タ / デ-タベ-ス / デ-タの標準化 |
Research Abstract |
本総研に先行して活動を始めている国際プロジェクトIGCP269は第3回国際研究集会(5月、中国)および作業委員会(10月、フランス)を行い、デ-タシ-トや入力説明書の作成を進めている。これに遅れないようにするため、および本年度は本総研の初年度であることから、本年は二回の研究打ち合せ回を行った(10月、2月)。本総研の第一回研究打ち合せ会では、研究体制の整備と共に、今後この国際プロジェクトの活動とどの様に調整して行くかを検討した。デ-タの所在調査については、第一回研究打ち合せ会で決定された書式を分担者各位に配布して調査を行ってもらい、第二回研究打ち合せ会でその集約を行った。デ-タの具体的内容については分担者各位が文献の収集を続けて、次回(6月予定)の研究集会までにそれぞれ数十件のデ-タをIGCP269のデ-タシ-トに記入してみることとなった。一方、デ-タベ-ス管理システムについては、現在想定されている数種類のデ-タベ-ス用ソフトを購入し、本総研において購入したデスクトップ型およびラップトップ型のパソコンに実装し、IGCP269のデ-タを参考にしながら、その機能についての検討を始めた。デ-タそのものについてはメディア交換さえすれば国内・海外共通に使えるが、デ-タベ-ス管理システムそのものは海外と国内で共通に使えないことが多いため、デスクトップ型は主に国内用に、ラップトップ型は海外用にインスト-ルした。国際プロジェクトの研究集会には研究代表者と研究分担者一名(岡田)とが参加し、作業委員会には研究代表者が参加したが、今後は本総研の関係者全員が国際プロジェクトのメンバ-となり、緊密に協力していくこととなった。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 中嶋 二一: "A global data base in sedimentary petrology" Abstracts of GeoInfo IV,Ottawa,Canada. 55 (1990)
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[Publications] 中嶋 二一: "Orogin of zircon grain in a volcanic ash layer of the Quaternary Osaka and its age determination" Abstract of 13th International Sedimentological Congress,Nottingham,UK. 392-393 (1990)
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[Publications] 中嶋 二一: "Construction of a global data base in sedimentary petrology" Abstracts of COGEODATA Symposium on Computerized Basin Analysis for Prognosis of Energy and Mineral Resources,Gustrow,DDR. 25 (1990)
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[Publications] A.Ploquin(ed.): "Encoding Textbook for a Global Data Base in Sedimentary PetrologyーSEDBA" IGCP Project 269(Project Leader:N.N.Nakajima), 80 (1991)
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[Publications] J.Nan(ed.): "List of Recommended Terms for a Global Data Base in Sediemntary PetrologyーSEDBA" IGCP Project 269 Chinese Group, 40 (1991)