1990 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
02354033
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
金久 實 京都大学, 化学研究所, 教授 (70183275)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久原 哲 九州大学大学院, 農学研究科, 助教授 (00153320)
米澤 明憲 東京大学, 理学部情報科学科, 教授 (00133116)
榊 佳之 九州大学, 医学部遺伝情報実験施設, 教授 (10112327)
松原 謙一 大阪大学細胞工学センター, 教授 (20037394)
高浪 滿 京都大学化学研究所, 教授 (10027013)
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Keywords | ゲノム解析 / 蛋白質・核酸の構造と機能 / デ-タベ-ス / 知識情報処理 / ヒンピュ-タネットワ-ク |
Research Abstract |
重点領域研究「ゲノム解析に伴う大量知識情報処理の研究」はバイオサイエンスとコンピュ-タサイエンスの接点に形成される新しい領域であり、本総合研究ではその準備と調査を行った。活動の中心として、研究打合せ会議を全部で4回開催した。第1回の会合(8月23日)では中心メンバ-6人により研究計画および領域運営の方針について素案を作成した。その議事録は班員全員に配布して意見を聴取した。第2回会合(1月7日)には本研究の分担者全員が参加し、まず重点領域の計画研究予定班員に個々の分担計画を発表してもらい、その後研究の進め方と領域の運営方針を討議した。また、国内のゲノム研究全体を支援し推進するために、広域コンピュ-タネットワ-クを構築することとし、ゲノムネットと名付けることになった。第3回会合(2月8日)にはゲノムネットの予定担当者が集まり、接続計画や役割分担などを協議した。第4回会合(2月18日)では重点領域の事務局のメンバ-で、公開ワ-クショップ、トレ-ニングコ-ス、ニュ-スレタ-、その他の広報活動についての企画を行った。以上の研究打合せ会議の他に、3月4日には重点領域研究の審査会が行われた。また、総合研究A「ヒトゲノムプログラムの推進に関する研究」(代表・松原謙一・大阪大学教授)が主催したゲノム関連ワ-クショップ(9月27〜28日および12月3〜4日開催)の中で情報解析の必要性についての調査を行い、バイオサイエンス研究者とコンピュ-タサイエンス研究者の間での共同研究の企画を行った。さらに、重点領域研究のニュ-スレタ-の準備号の発行と、国内のゲノム関連研究者の名簿の作成を行った。
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