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1990 Fiscal Year Annual Research Report

『景徳伝灯録』の基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 02451002
Research InstitutionHanazono University

Principal Investigator

西村 恵信  花園大学, 文学部, 教授 (40066337)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中尾 良信  花園大学, 文学部, 講師 (10217664)
沖本 克己  花園大学, 文学部, 教授 (30103253)
小林 圓照  花園大学, 文学部, 教授 (60066339)
加藤 正俊  花園大学, 文学部, 教授 (00140103)
Keywords景徳伝灯録 / 東禅寺 / 灯史 / 禅宗史
Research Abstract

原テキストを参考文献に基いて比較検討した結果、定本を東禅寺版『景徳伝灯録』に決定し、禅文化研究所を通じて影印本として刊行した。当該図書には、共同研究の成果を基にした解題及び簡単な人名索引を付し、本資料に関心を持つ研究者に対する基本的テキストの性格を備えさせている。
同時に、定本のパソコン入力を開始し、2年度の目標をとした全30巻のうち前半20巻の入力については、ほぼ予定通り終了した。ただし、入力後の校正作業は予想していた以上に時間を要し、分担者の負担が大きくなっている。
さらに、漢文入力に関する問題と現行のJIS規格による漢字は、決定的に不足しており、個別に作字せざるを得ない状況である。本研究においては、禅文化研究所との共同作業を通じて独自に作字を行なったが、今後この方面の研究促進のためには、各研究機関を通じて統一した漢字ROMが作成されることが望ましい。
また、「文献デ-タベ-ス」という考え方においては、単なる異本を校合した形での資料提供に留まらず、研究成果を盛り込んだ形のデ-タベ-スを構築する意味においては、今後も多くの試行錯誤を要するものと思われ、本研究はその一つのテストパタ-ンとして、広く学界に公開していくものとし、当面は現段階で入力済みのフロッピ-について、関係研究者及び機関に提供し、意見を募っている。
2年度の作業結果に基づいて、次年度には定本入力を完成し、共同研究の成果をどのようにデ-タベ-ス化するかを検討し、他のテキスト研究にも生かせるようなモデルを作りたい。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] "景徳傳燈録" 禪文化研究所, 718 (1990)

URL: 

Published: 1993-08-11   Modified: 2016-04-21  

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