1990 Fiscal Year Annual Research Report
わが國の企業ネットワ-キングとしての異業種交流に関する基礎的・応用的研究
Project/Area Number |
02451031
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Research Institution | Nara University |
Principal Investigator |
吉井 藤重郎 奈良大学, 社会学部, 教授 (90046772)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
市ノ瀬 慎一 奈良大学, 社会学部, 助手 (30203102)
荒川 茂則 奈良大学, 社会学部, 助手 (00212613)
桂 良太郎 奈良大学, 社会学部, 講師 (50214359)
土田 英雄 奈良大学, 社会学部, 教授 (00030221)
巽 信晴 奈良大学, 社会学部, 教授 (50046794)
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Keywords | 異業種交流 |
Research Abstract |
平成2年度に実施したアンケ-ト調査及び結果の分析概要と作業 (1)奈良県下の地場産業の関する企業調査の結果の分析 平成元年度に行った上記調査(調査対象、異業種交流グル-プ参加企業756社.不参加企業よりの無作為抽出300社.質問紙郵送調査法.回収率夫々43.6%、35%、有効数夫々199票,105票)の分析と調査計画の検討 (分析結果の概要)、いづれのグル-プにあっても、中小企業は経済情勢の変化に対応し新商品、新しい生産技術の開発及び既存の商品・技術の改善・改良に取りくんでいるが、高度な技術開発(新しい管理技術 新しいデザイン開発、コンピュ-タ-・ソフト開発)及び新しい営業分野・新しい販路等流通領域の開拓には及んでいない。 (2)奈良県下異業種交流参加企業(全企業)と大阪府下(先進地)の代表的異業種交流参加企業を対象とする記入依頼郵送調査.実施、平成2年9月回収数は夫々106票(15グル-プ)、121票(6グル-プ) (分析結果の概要) 奈良県下の異業種交流と大阪府下のそれとの単純集計比較 a)大阪府下のグル-プ構成メンバ-に流通関係企業の参加が多くみられる(基盤組織の幅が広いこと) b)大阪府下のグル-プに融合化・事業化の実積、それを支援する体制が整っている。 (3)異業種交流グル-プ亊務局の活動実態の調査、実施期日及び調査方法は上記(2)と同じ。企業の情報ネットワ-クの整備・充実が今後の課題である。 (4)企業毎デ-タ-ベ-スの作成を行った。
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