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1990 Fiscal Year Annual Research Report

数理技術の最適学習システムの構築のための基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 02451098
Research InstitutionTokyo Gakugei University

Principal Investigator

島貫 陸  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (30004328)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉田 真吾  東京学芸大学, 教育学部, 助手 (20202400)
新藤 茂  東京学芸大学, 教育学部, 講師 (90134767)
横山 節雄  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (20090532)
Keywords数理技術 / 学習システム / 文書数式処理 / 自動編集システム
Research Abstract

科学技術諸分野において必要な数理技術はきわめて広範囲にわたるが、個人にとって必要な範囲はそれほど広くない。しかし、必要なところだけを選び出して学習することはほとんど不可能である。そこで、もしも個々の目的に対して必要十分な解説が提供されるようなシステムが用意されるならば、数理技術修得のための能率の向上が期待できる。このような動機から、本研究では、数理技術上の一つの問題を示したとき、それに対する必要十分な説明をコンピュ-タによって編集するシステムの構築をめざしている。
まず小さな範囲に限定してシステム構築の可能性を調べる。その際、作った問題ではなく、科学技術諸分野において実際に用いられている事項を扱う必要がある。いろいろな科学の領域に現われる数理技術を収集し、第1段階のデ-タとした。これは数学の問題の形をとるが、諸科学における事項をそのまま表現したものであり、一般化は行なっていない。第1段階のデ-タを構造化して、第2段階のデ-タとする。ここでは、やや数学的な一般化を行ない、数学的な解説を加えて、木構造に構築する。これまでに第1段階のデ-タの収集を行ない、第2段階の作業の検討にかかれるところまで進展をみた。デ-タは今回導入した文書数式処理システムに登録し、整理を行なっている。
第1段階のデ-タの作成は、次のような方針で行なった。範囲は微分・積分とその応用とする。レベルについては、大学学部の授業(数学は除く)の範囲とする。人工的な問題は含めない。境界の幾何学的な形としてはごく単純なもののみを扱う。表現の一般化はそれに属するものがいくつも現われて、数学的な扱いが共通である場合に限る。デ-タの収集について選択が不揃いになることは、現段階では問わない。

URL: 

Published: 1993-08-11   Modified: 2016-04-21  

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