1991 Fiscal Year Annual Research Report
実物家屋を用いた多数室換気計算モデル(COMISモデル)の予測精度の検証と改良
Project/Area Number |
02452216
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
吉野 博 東北大学, 工学部・建築学科, 助教授 (30092373)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 真一 東北大学, 工学部・建築学科, 助手 (70209633)
内海 康雄 宮城工業高等専門学校, 建築学科, 助教授 (30168728)
|
Keywords | 換気計算モデル / 多数室換気 / 換気実験 |
Research Abstract |
1.実測対象建物の気密性能の実測 実測対象室は、東北大学構内にあるパッシブソ-ラ-システム試験家屋の一室であるが、その部位別気密性能を測定した。また、仮設の間仕切の設置場所、設置方法について検討した。 2.試験家屋における換気量の長期測定 試験家屋において、CO_2をトレ-サ-ガスとして用い、室内外温度差外部風速が種々の条件の下で、換気量を長期にわたって測定し、室内外温度差、外部風速の影響を調べた。 3.COMIS Modelについての検討 COMIS Modelの経算プログラムに関して、内容を調べ、不備な点を明らかにした。 4.換気計算モデルの熱計算モデルへの連成についての検討 多数室換気計算モデルを熱負荷計算モデルに組み込み、パラメトリックに変数を変えて多数室換気を考慮した熱負荷計算を行なった。
|