• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1991 Fiscal Year Annual Research Report

コンポジットレジンインレ-の辺縁破折と辺縁封鎖性に関する研究

Research Project

Project/Area Number 02454437
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

井上 清  岡山大学, 歯学部, 教授 (60028727)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 内海 誠司  岡山大学, 歯学部附属病院, 講師 (10168726)
Keywords間接法コンポジットレジンインレ- / 辺縁破折 / 辺縁封鎖性
Research Abstract

我々はコンポジットレジンインレ-の窩洞適合性がストレ-トベベルを付与した場合に最も良好であることを報告したが、ストレ-トベベルを付与することで辺縁破折の頻度が高くなることが予想され、本研究を企画した。
in vitroにおける繰り返し衝撃荷重試験として、ヒト抜去歯にバットジョイント、ラウンドベベル、ストレ-トベベルの3種の窩縁形態の規格窩洞を形成し、コンポジットレジンインレ-修復とコンポジットレジン直接修復を行い、サ-マルサイクリング負荷群と水中同期間浸漬群の2群に分け、プランジャ-(重量1kg)を修復物中央に1.5cmの高さから自然落下させる衝撃荷重を0、50、100、250回負荷後、SEMによる観察と色素浸透試験を行った。また、臨床においてう蝕歯を上記の3種の窩縁形態をもつコンポジットレジンインレ-で修復し、0、3カ月、6カ月経過後にUSPHSの評価基準による評価とSEMによる辺縁の観察を行った。
1.in vitroにおける繰り返し衝撃荷重試験:(1)コンポジットレジンインレ-の辺縁破折の頻度はコンポジットレジン直接修復に比べ低いが、サ-マルサイクリング負荷により増加した。(2)窩縁形態別には、ストレ-トベベルが最も高く、次いでラウンドベベル、バットジョイントの順であった。(3)色素漏洩度はサ-マルサイクリング無負荷群でバットジョイントが大きく、次いでラウンドベベル、ストレ-トベベルの順に小さかった。また、サ-マルサイクリング負荷により、色素漏洩度が増大する傾向が認められたが、とくにコンポジットレジンインレ-修復においてその傾向が著しかった。
2.in vivoにおける辺縁破折の観察:レジンインレ-、レジン直接修復とも術後6カ月の時点では辺縁破折はまったく認められず、さらに長期の臨床経過観察が必要がある。

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi