1990 Fiscal Year Annual Research Report
親のためのダウン症児早期教育プログラムの開発とそれに基づく臨床的事例研究ー認知・言語領域を中心としてー
Project/Area Number |
02610128
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Research Institution | Tokai Women's University |
Principal Investigator |
白幡 富夫 東海女子大学, 文学部, 助教授 (00162777)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白幡 久美子 東海女子短期大学, 教育学部, 助教授 (30179056)
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Keywords | ダウン症 / 早期教育 / ポ-テ-ジプログラム / ワシントン大学法 / ダウン症児期教育プログラム |
Research Abstract |
平成2年度の研究計画に従って、次のことを行った。 1.我々が乳児期から指導しているダウン症児のうち、最も良く発達している子2人がこれまでどのような家庭での働きかけを受けてきたかを聴き取り、整理した。 2.ポ-テ-ジプログラム、ワシントン大学法、鈴木メソ-ド、七田真式、公文式等の関係資料を収集し、言語領域の部分を比較研究した。 3.成果をあげている施設(主婦の友発達相談室、子供の城、才能教育研究会、七田真児童教育研究所等)を訪問し、教材・教具を収集し、比較研究した。 4.言語訓練士の協力を得て、言語治療関係の文献を収集し、その成果を研究した。 5.日本ポ-テ-ジ協会主催のセミナ-、研究大会に参加し、ポ-テ-ジプログラムの日本での成果を学んだ。 6.国際ポ-テ-ジ会議に(私費で)参加し、ポ-テ-ジプログラムの世界の成果に学んだ。 7.ポ-テ-ジプログラムに基づく、ダウン症児とその親たちに対する指導・助言を月1回、定期的に行ってきた。 8.以上の成果を基礎に、(1)奇蹟を起こす早期教育の条件とダウン症児の特徴」と、(2)「ダウン症児の発声・発語を促す早期教育の方法」とに関する論文を2編まとめた。 現在、この成果に基づいて、「親のためのダウン症児早期教育プログラム(言語領域)」の開発に従事しており、まもなく完成の予定である。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 白幡 富夫,白幡 久美子: "親のためダウン症児早期教育プログラム(言語・認知領域)の開発とそれに基づく臨床的事例研究(1)ー奇蹟を起こす早期教育の条件とダウン症児の特徴ー(13ペ-ジ)" 東海女子大学 紀要. 10. 1-13 (1991)
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[Publications] 白幡 富夫,白幡 久美子: "親のためダウン症児早期教育プログラム(言語・認知領域)の開発とそれに基づく臨床的事例研究(2)ーダウン症児の発声・発語を促す早期教育の方法ー(13ペ-ジ)" 東海女子短期大学 紀要. 17. 1-13 (1991)