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1991 Fiscal Year Annual Research Report

航空機概念設計用インテリィジェントCADの開発

Research Project

Project/Area Number 02650044
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

佐藤 淳造  東京大学, 工学部, 教授 (80011211)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 砂田 保人  東京大学, 工学部, 助手 (50216488)
KeywordsCAD / 航空機概念設計
Research Abstract

この研究は航空機を開発する場合にまず定めなければならない機体の諸元を,計算機の助けによって半ば自動的に定めていくプログラムを開発しようというものである.予め計画要求として与えられたエンジン,ペイロ-ド,航続距離,巡航速度,離陸・着陸滑走距離などを満たす機体で,航空法規に定められた制約条件を満たす諸元のとりうる範囲を求め,この範囲の中でもっとも経済的に有利な組み合わせを探し出す作業を計算機の力を借りて行い,その結果をディスプレイのうえに示して設計者の判断を助け,容易に的確な概念設計が行えるようにすることを目指している.
本年度の作業として
1.計算機で使用するCADプログラムの購入整備
(1)CADプログラムとしては,予算の都合と使用する計算機がSun SPARKstationである事を考慮してパ-ソナルコンピュ-タ用に開発された有名なプログラムで最近ワ-クステ-ション用にも改訂されたAUTOCADを購入し整備した.
2.要素プログラム開発
(1)航空機主翼の空気力学的性能推算のためにパネル法による三次元翼解析プログラムを前年度に引き続いて開発中.
(2)Jet Engineを用いるT類の機体についてSizing用のプログラムをつくり細胞についてチュ-ニングを行っている。
(3)航空機胴体周りの空気流を推算するプログラムをパネル法によってつくり,主翼設計用のプログラムと併せて使用できるように改良中.
などを行った.
現在の問題点として
1.器材・プログラム整備上の問題
(1)デ-タベ-ス・プログラムが今だ未整備で購入のめどがたっていない事.
(2)建屋改修工事の為LANが使用不能で,大型計算機センタ-を利用するシステムを試す事が出来ない.などがあげられる.
成果としては
1.三次元パネル法による翼回り空気流の計算法を利用して,誘導低抗の小さい主翼平面形を求める最適設計法を完成した.
2.Jet Engineを用いるT類の飛行機に対するSizingプログラムを完成した.
などである.

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

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