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1990 Fiscal Year Annual Research Report

まちづくりにおける女性の参加形態とまちづくりの発展過程に関する研究

Research Project

Project/Area Number 02650426
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

室崎 生子  京都大学, 工学部, 教務職員 (90089128)

Keywordsまちづくり / 女性の参加
Research Abstract

まちづくりに参加する女性にヒアリング調査し、次の様な特徴が有ることがわかった。
1.参加形態:リ-ダ-が女性の場合と、リ-ダ-は男性であるが、実際の運動に女性が大きく貢献するタイプがある。
女性は忙しい夫や地域の人に代って、活動しているが、単に代理でなく、生活者としてのすぐれたアイデアをだし運動をユニ-クなものにするのに貢献している。
2.活動の契機:・生協活動やこども文庫活動など、身近な切実な要求から出発して、おとしよりの住みやすさを助ける運動、校区内の環境点検活動などのまちづくりにつながる場合。・自分の隣や近所がマンションになる等の問題を通してまちづくりに参加する場合。・自分の住んでいるまちの歴史や文化に馴染まない開発計画にたいして参加する場合。
3.意識:業者や行政との頻繁な接触や、学習などを通じて、まちづくりの権利は住民にあるという自覚が育っている。まちづくり憲章を策定するなど自分の住むまちの価値の再発見・再確認作業認識を強め、またこの闘いは正義の闘いですと言わしめもするほど、まちづくりについて何も分からなかった人々がすなおに、まちづくりに取り組んでいる。・子を育てる立場から、環境破壊に反対したり、こどもに残せる町や環境をという課題につながる活動に発展する例がある。
4.運動の広がり:今までのネットワ-クを、あたらしく生じた町壊し、環境破壊の問題にフルにいかして、主婦のネットワ-クと言うべきものを新たに創りだしている例がある。
5.組織:委員会形式をとっているところが多い。

URL: 

Published: 1993-08-11   Modified: 2016-04-21  

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