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1990 Fiscal Year Annual Research Report

エストロゲンの正帰還作用によるLH大量分泌に関わるLHRH細胞の電気生理学的同定

Research Project

Project/Area Number 02670071
Research InstitutionYokohama City University

Principal Investigator

田中 冨久子  横浜市立大学, 医学部, 教授 (40046066)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 橋本 隆平  横浜市立大学, 医学部, 助手 (70189512)
西原 真杉  横浜市立大学, 医学部, 助手 (90145673)
有田 順  横浜市立大学, 医学部, 助教授 (80128587)
Keywords多ニュ-ロン発射活動 / LH分泌 / 視床下部正中隆起 / 内側視索前野 / エストロゲン / プロゲステロン / フィ-ドバック / ラット
Research Abstract

卵巣摘除ラットと性周期回期ラットの視床下部正中隆期部あるいは内側視索前野に多ニュ-ロン発射活動(MUA)記録用電極を慢性的に植え込みエストロゲンの負フィ-ドバック,正フィ-ドバック、並びにエストロゲンとプロゲステロンの正フィ-ドバックに相関したMUAの変化を求めた。その結果は以下のようであった。
1.卵巣摘除ラットについての実験
(1)視床下部正中隆起部
(1)エストロゲン投与前に周期的に突発上昇を示したMUA4例は、エストロゲンの負、正フィ-ドバックのいずれの時期にも、もはや突発上昇を示さず、エストロゲンを除去すると再び突発的上昇を示すようになった。
(2)エストロゲン投与前に突発的上昇を示さなかったMUA20例のうちエストロゲンならびにプロゲステロンにこの正フィ-ドバックによるLHサ-ジに同期して上昇を示すものが3例あった。
(2)内側視索前野
エストロゲン投与前に突発上昇を示さなかったMUA2例のうち、1例はエストロゲンの正フィ-ドバック時に、1例はプロゲステロンの正フィ-ドバック時にMUAの突発上昇を1時間毎に示した。
2.性周期回帰ラットについての実験
(1)視床下部正中隆起部で4例のMUAを記録したが、発情前期にLHサ-ジに同期して上昇を示すものは見い出せなかった。
(2)内側視索前野で記録したMUA6例中、1例で発情前期に20ー30分間隔に突発上昇が発現し、臨界時刻にその頻度が増加することが見い出された。また、これ以外に2例で、非発情期、発情期にも同様の突発上昇が15ー45分間隔に発現するのが観察された。

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Published: 1993-08-11   Modified: 2016-04-21  

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