1991 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
02670506
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
外山 比南子 東京都老人総合研究所, ポジトロン医学研究部門, 研究員 (50180188)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
織田 圭一 東京都老人総合研究所, ポジトロン医学研究部門, 助手 (70224235)
千田 道雄 東京都老人総合研究所, ポジトロン医学研究部門, 副参事研究員 (00216558)
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Keywords | Nuclear Medicine / AI / Computer System / Image Processing / Data Base / Report System / Fuzzy |
Research Abstract |
初年度に構築したシステム上の、各装置が持つ機能を有機的に結合して、操作性を向上させることを主な目的とした。そのために、デ-タベ-スを中心としたデ-タや情報の交換に人工頭脳技術を応用する方法を検討した。 デ-タベ-ス入出力用のワ-クシ-トエディタ-を開発し、デ-タベ-スの検索、デ-タ処理システムへのファイル名の引き渡しに利用した。ワ-クシ-トエディタ-には3つの機能がある。一つは、ワ-クシ-トのフォ-ムを決めるデフォルトファイルを参照して、そこに指示された項目と形式のワ-クシ-トウィンドウを作成する。次に、ワ-クシ-トウィンドウ上でカ-ソルを動かして、必要な項目を入力したり書き換える。第三の機能は、プログラム上からこのワ-クシ-トの値を読んだり書いたりする。このワ-クシ-トエディタ-を用いたデ-タベ-ス検索のプログラムを作成して、デ-タ処理のためのファイル検索、情報の獲得を容易にした。レポ-トシステムとデ-タベ-スを結合して、レポ-トに必要な検査や患者に関する情報をデ-タベ-スから自動的に検索しレポ-トに書き込めるようにした。また、レポ-ト作成時に重みつきキ-ワ-ドの選択、デ-タベ-スへの登録を行い、ファジ-推論を用いた解析が出来るようになった。今後デ-タの畜積を行って臨床上有用な情報を得る予定である。 ログファイルとワ-クシ-トによる処理過程の記録および学習機能の付加については現在検討中で本研究年度内に完成することが出来なかったが、ツ-ルの開発が出来ているので近いうちに完成する予定である。
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[Publications] Mansour Jamzad,Akihiko Uchiyama and Hinako Toyama: "A Clinical Report and Retrieval System Based on Fuzzy Set Theory" Proceed.Int Congress of Biomedical Fuzzy Systems & the Third Annual Meeting of Biomedical Fuzzy systems Asocciation. 33-34 (1991)
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[Publications] 外山 比南子,千田 道雄,織田 圭一他: "人工知能を導入した核医学画像処理システムの開発" INNERVISION. 7. 45-46 (1991)
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[Publications] 外山 比南子: "動態画像の処理と計測" INNRVISION. 2. 48-52 (1992)
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[Publications] 外山 比南子: "PETにおける画像処理システムの現況" 新医療. 207. 63-66 (1992)