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1992 Fiscal Year Annual Research Report

光ファイバー式血管内持続酸素分圧モニター装置の開発

Research Project

Project/Area Number 02670689
Research InstitutionYokohama City University

Principal Investigator

磨田 裕  横浜市立大学, 医学部, 講師 (10137052)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 住友 正和  横浜市立大学, 医学部, 講師 (10206592)
Keywords酸素 / 血液 / 酸素分圧モニター / 光ファイバー / 蛍光
Research Abstract

本年度の研究計画では、カテーテルに抗血栓性をもたせるためにカテーテル先端部分のヘパリン処理方法などを中心に検討した。
1.酸素分圧測定に使用する蛍光色素の検討
本装置の酸素分圧測定原理においては、光の吸収と蛍光スペクトルとの分離が重要であり、そのため、ここに使用する蛍光色素の特性が重要である。今回カテーテルのヘパリン処理を行ったため、色素の安定性、特性などについて再検討を行った。その結果、蛍光色素は長時間安定であると推測された。
2.光学系の改良
光学系をさらに安定させるため、光源など一部の光学系の設計を改良した。
3.測定の安定化
測定の安定化のため、蛍光色素、光学系の変更などを行った。また、これらのハード面の一部改良にともない、演算、測定値の補正方法などのソフト面もさらに改良した。従来の方法は、ノイズなどの影響を受け、測定値が不安定になることもあったが、より安定化させることができた。
4.カテーテル抗血栓性の工夫
カテーテルに抗血栓性を持たせるために、カテーテルにヘパリンコーティング処理を行った。これは、カテーテル先端部分にヘパリンを拡散結合させる方法である。この結果、従来みられたような血栓により測定値の不安定化現象は軽減された。また、動物(イヌ)剖検所見においても血栓付着は軽減されていた。

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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