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1990 Fiscal Year Annual Research Report

補綴学的見地から高齢者に対する人工合成移植材埋入らにおける臨床術式の検討

Research Project

Project/Area Number 02670873
Research InstitutionTokyo Dental College

Principal Investigator

名波 智章  東京歯科大学, 歯学部, 教授 (90085796)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 杉山 哲也  東京歯科大学, 歯学部, 助手 (50216347)
辻 孝  東京歯科大学, 歯学部, 助手 (70147247)
尾松 素樹  東京歯科大学, 歯学部, 講師 (60160941)
Keywords人工合成移植材 / 顎堤の形態 / 咬合・咀嚼圧
Research Abstract

粘膜負担様式の義歯にあっては義歯床を介して咬合・咀嚼圧を床下組織が負担することになるが、床下組織への力量の配分は床下粘膜の表面と義歯床基底面との適合性もさることながら、床下組織の粘弾性の部位差が咬合・咀嚼圧の分布に影響すると考えられる。顎堤の形態によって咬合・咀嚼圧の分布の様相が異なる。平成2年度は、顎堤の形態と義歯床を介して顎堤に荷重を加えた場合の顎堤への力重の分布状態を調査を行うための基礎的な検討を行った。
移植作埋入により形づくられる顎堤の形態に関しては、臨床的なにみて良好な経過をたどっている上下顎堤総義歯装着者の顎堤の形態および対向関係をも検討要因にとり入れるために実際に存在する無歯顎堤の形態を印象採得した。
一方、咬泉・咀嚼圧の分布に影響する粘膜の粘弾性に関する検討については、粘膜の種々の被圧変位置を考慮し、市販さけているシリコーン・ゴム・シリコーン・ラバー系印象材および弾性裏装材を用いて擬似粘膜とし、レジン板に接着した擬似粘膜の厚径1mm、3mmおよび5mmとした試験資料を製作した。また、圧力センサーを応用した受圧量計装置を製作し、試験資料を精密力量計測定器により種々な加圧速度で荷重し、荷重量とその時の擬似粘膜と下に設置した受圧測装置により計測された受圧量との関係および加圧速度の受圧速度との関係を検討した。

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Published: 1993-08-11   Modified: 2016-04-21  

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