1991 Fiscal Year Annual Research Report
デ-タフロ-言語に基づく論理型言語と関数型言語の統合化
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02680028
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| Research Institution | Okayama University |
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Principal Investigator |
山崎 進 岡山大学, 工学部, 教授 (10026354)
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| Keywords | 論理型言語 / 関数型言語 / デ-タフロ- / 意味論 / 代数的操作 / 導出演繹 |
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| Research Abstract |
論理型言語と関数型言語の統合化問題は実用上のみならず意味論上からも重要である。いくつかの言語は,関数による等号形式を論理型言語に組み込んで構成されている。その場合,導出演繹が主な計算機構であり,項書き換え規則やnarrowing等が導出演繹と結合されねばならない。本研究プロジェクトでは,等号形式を論理型言語に組み込む接近法を取ったが,異なる計算機構の統合は考えず方針化した。すなわち,関数プログラムの表現性と導出演繹の代数的操作法を考慮して,デ-タフロ-を計算機構とする意味論を基にした言語FPLOG(FP関数の等号形式を含む論理型言語)を定式化した。
論理プログラムの計算機構としてデ-タフロ-を構成できるかどうかの問題に対して,論理プログラムに特有の代入操作に関する演算を使って1つの方法を与えた。この方法に基づくと論理プログラムを関数プログラムFPに変換することも容易に行なえる。
次に,FPプログラムの等号形式に対するデ-タフロ-計算機構を仮定し,FPプログラムの等号形式を含む論理プログラム(FPLOGプログラム)のデ-タフロ-計算機構で,代数的演算を基にした帰納的系を示した。
上の2つの結果により,論理プログラムとFPプログラムの等号形式に共通の機構としてのデ-タフロ-が明確になった。このデ-タフロ-は2つの言語に共通の意味論のための領域の存在を示唆している。
本研究プロジェクトでは,意味論上の統合化を主要な結果としているが,処理系として2つの言語系の統合系をも示唆している。
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[Publications] Yamasaki,S.: "A network of communicating logic program as an extension of Kahn's model" Trans.of IEICE Japan. E71. 965-974 (1991)
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[Publications] Yamasaki,S.: "Extraction of functional from logic program" Lecture Notes in Computer Science. 528. 27-38 (1991)
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[Publications] Nakata,I.et al.,Yamasaki,S.: "Datatlow computing mechanism for logic program and extraction from it" Software Science and Engineering,World Scientitic. 78-97 (1991)
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[Publications] Yamasaki,S.and Iida,K.: "Semantics for logic program by means of substitution sequence manipulation towards transformation into FP program" (1992)
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[Publications] Yamasaki,S.and Hiro.T.: "Semantics for logic program with FP functions equality based on dataflow" (1992)
