1990 Fiscal Year Annual Research Report
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02680076
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| Research Institution | Sugiyama Jogakuen University |
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Principal Investigator |
並木 和子 椙山女学園大学, 家政学部, 教授 (90065011)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山中 みどり 椙山女学園大学, 家政学部, 助手 (60139962)
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| Keywords | 野菜の血小板凝集抑制作用 / 果物の血小板凝集抑制作用 / イワシ調理加工法別血小板凝集抑制作用 / イワシ加工品の血小板凝集抑制 / 食品による血栓症予防 / 抗血栓食 / 茶浸出液の血小板凝集抑制作用 |
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| Research Abstract |
本研究では、食生活の管理による血栓の予防を期待し、血小板凝集抑制効果の程度で食品にランクをつけて点数化し、また調理方法別の有効量の変化などの要因を加味して変化に富んだメニュ-を作成して、抗血栓食の確立を目的としている。
平成2年度は以下のような実験を行った。
1.植物性食品としては、これまでの研究で血小板凝集抑制の効果を認めている野菜48種、果物56種の他に更に範囲を広げ、近年我々の食生活の中に入り込んできた中国野菜、その他多くの新種の野菜・果物を加え、また、嗜好品として緑茶、ウ-ロン茶、紅茶などについて血小板凝集抑制効果を調べた。
2.動物性の食品については、これまでの研究でイワシ、サバなどに多く含まれるEPA、DHAの含有量が調理加工の方法によって変動することを認めているが、平成2年度は、近年市場に多く出廻っているイワシ加工品類を用い、それら加工品から脂質を抽出して三フッ化ホウ素を用いてメチルエステルとした後、これをガスクロマトグラフィ-により、EPA、DNA含量を調べた。
3.植物性食品およびイワシ加工品などの血小板凝集抑制の効果の測定は、ヒト血液を用いたヘマトレ-サ-による比濁法によって行い、この際血小板凝集惹起物質としては、ADP、コラ-ゲンおよびPAFを用い、複数の凝集系での抑制効果を調べた。
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[Publications] 並木 和子: "茶浸出液の血小板凝集抑制作用" 日本食品工業学会誌. 38. (1991)
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[Publications] 並木 和子: "ピラジン類緑化合物の血小板凝集抑制作用" 日本食品工業学会誌.
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[Publications] 山中 みどり: "イワシ調理法別血小板凝集抑制作用" 日本家政学会誌.
