1991 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
02680262
|
Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
丸尾 和美 金沢工業大学, 工学部, 講師 (60173944)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
札野 寛子 金沢工業大学, 工学部, 講師 (20229090)
札野 順 金沢工業大学, 工学部, 助教授 (90229089)
登美 博之 金沢工業大学, 工学部, 講師 (50172177)
松原 洋 金沢工業大学, 工学部, 教授 (70173870)
|
Keywords | 工業英語 / 音声付工業英語の教材 / 工科系学生のための英語聴取力養成 / 電気・電子英語 / 工業英語検定試験用教科書 / CAI用英語教材 / CAI用音声付英語教材 / 英語書き取り用テ-プ |
Research Abstract |
私達は、昭和62年から3年間、工科系の学生に工業英語の普及を図りたいとの目的を持って、2冊の教科書(開隆堂)と、3冊のCAI教材を作成した。平成2年からは、学生にとって最も困難で、時間を要する英語の聴取力を養成するための教材を準備することにした。教材の内容については、本学の電気・電子工学科主任教授の協力を得て、主に2年生の電気・電子学科の学生に英語で専門の内容を教える教材を作ることにした。平成2年度は、授業用教科書Technical English for Electrical and Electronic Engineering Studentsを作成して、後学期授業で使用した。また、電気・電子学科で教えるためのCAI教材「工業英語(4)」の一部を作った。研究代表者は、平成3年6月には、前年度実験的に試みた電気・電子の内容を英語で教えることによって得られた成果と反省を中心にまとめた研究論文「工科系大学における英語教育の一方法」を執筆した。9月末までにCAI教材「工業英語(4)」の13章までのプログラミングを終え、後学期には、主に2年電気・電子学科の学生を対象として、その教材をCAIにおいて使用した。平成4年度は、従来の「工業英語(4)」の教材に電子関係の内容を中心とした6章分を追加し、音声をも利用できるようプログラミングをしたい。ただ、音声用教材を作成するためには、アメリカ人教員に吹き込んでもらったテ-プをあと半分フロッピ-に変換しなければならないが、相当費用がかかることと、平成5年からCAI室の機器が現在の富士通16ーBから他の機種に変えられることとを考えると、残りの部分のフロッピ-変換は新しいコンピュウタ-が設置されてからの方が良いと思われる。平成4年度が本研究の最終年度なので、6月には、研究論文「工科系大学における英語教育の一方法(2)」を執筆し、さらに、3年間の開発研究の総まとめを行う予定である。
|
Research Products
(2 results)
-
[Publications] 丸尾 和美: "工科系大学における英語教育の一方法" 金沢工業大学研究紀要. 32. 91-98 (1991)
-
[Publications] 丸尾 和美: "「工業英語(4)」" 金沢工業大学, 272 (1991)