1992 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
03302021
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
福西 浩 東北大学, 理学部, 教授 (90099937)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡野 章一 東北大学, 理学部, 助教授 (10004483)
岩上 直幹 東京大学, 理学部, 助教授 (30143374)
近藤 豊 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教授 (20110752)
岩坂 泰信 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (20022709)
小川 利紘 東京大学, 理学部, 教授 (70011616)
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Keywords | 地球大気 / リモートセンシング / 紫外分光 / 可視分光 / 赤外分光 / ライダー / ミリ波サブミリ波 / レーダー |
Research Abstract |
以下の6つのサブグループに分かれ小型・高精度観測センサーの開発、および試作器を用いた予備観測実施した。 1.赤外分光:FTIR、レーザーヘテロダイン分光計、チューナブルエタロン赤外分光計、OH回転温度測定近赤外フォトメータの製作とそれらを用いた大気微量成分の観測を実施した。 2.可視・紫外分光:NO_2、O_2測定用可視分光計および大気光観測用多波長全天撮像装置を開発し、観測を実施した。太陽紫外線測定用センサーの基礎開発を行った。 3.ライダー:エアロゾル観測用航空機塔載ライダー、大気微量分子測定用航空機塔載DIAL、中間圏金属原子・イオン観測用ライダー、衛星塔載型中間圏金属原子ライダー、スペースライダー用波長可変レーザー技術の基礎実験を行い、一部予備観測を実施した。 4.ミリ波・サブミリ波:230GH_Z帯電波望遠鏡を利用したオゾン観測、サブミリ波分光放射計の開発研究を実施した。 5.レーダー:衛星塔載降雨レーダーの構成と開発上の問題点の検討、境界層レーダーの開発とそれを用いた大気境界層の観測を実施した。 6.気球観測:サンプリング法による大気微量成分の観測およびオゾン観測用紫外光学センサーの開発を行った。 これらの成果を発表し、今後の研究の進め方を検討するための研究会を平成5年3月16日、17日にわたり仙台国際センターで開催した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 中根 英昭: "Comparison of ozone profiles obtained with NIES DIAL and SAGEII measurements" J.Meteor.Soc.Japan. 71. 153-159 (1993)
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[Publications] 中澤 高清: "Longitudinally different variations of Lower tropospheric carbon dioxide concentrations over the North Pacific Ocean." Tellus B,Chem.Phys.Meteorol.44B. 161-172 (1992)
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[Publications] 近藤 豊: "Reactive netrogen ozone,and nitrate aerosols observed in the Arctic stratosphere in January 1990" J.Geophys.Res.97. 13025-13038 (1992)
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[Publications] 山本 博聖: "Altitude distribution of O_21.27μm nightglow emission observed by a rocket-borne radiometer" J.Geomag.Geoelectr. 44. 207-221 (1992)
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[Publications] 佐川 永一: "Operation,data processing,and data base of SMS(or EXOSーD)" Rev Commun.Res.Lab.38. 153-163 (1992)
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[Publications] 佐川 永一: "Low energy down flowing ions(DFI)observed by EXOSーD/SMS" Rev Commun.Res.Lab.38. 113-124 (1992)