1992 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
03302033
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
谷 順二 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (30006192)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮 健三 東京大学, 工学部, 教授 (30011191)
進藤 裕英 東北大学, 工学部, 教授 (90111252)
庄子 哲雄 東北大学, 工学部, 教授 (80091700)
高木 敏行 東北大学, 流体科学研究所, 助教授 (20197065)
神山 新一 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (80006171)
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Keywords | 強磁性体 / 誘電体 / 導電体 / 高温超伝導体 / 磁性流体 |
Research Abstract |
新しく創出されつつある電磁機能材料の動力学的挙動を解明し制御して、マイクロマシンやロボットの小型高性能アクチュエータ、更に知的電磁機能材料システムを創製することは、先端科学技術の飛躍的発展を図るために必要不可欠なキーテクノロジーであるとの認識の下に、本総合研究を進めた。 強磁性体、誘電体、高温超伝導体、溶融金属、磁性流体の電磁流体の電磁機能材料のそれぞれに研究が進展したが、特に誘電体である圧電体についての研究が、基礎から応用にわたって著しい成果が得られた。これらの成果は、研究報告会を兼ねた電磁力関連のダイナミックス国内シンポジウム、電磁場における非線形現象に関する国際会議等で発表され、活発な討論が行われた。 また、電磁機能材料と構造材料を複合化して知的複合構造体を創製する研究も進展し始め、研究報告会を兼ねた電磁力関連のダイナミックス国内シンポジウム、電磁場のシミュレーションと設計に関する国際会議等で発表され、活発な議論が行われた。 一方、集中的に知能材料システムと構造物に関する国際ワークショップを3回開催し、その現状と将来性について深い討論を行った。 以上の成果をまとめて成果報告書を出すことができた。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 劉 桂栄,谷 順二: "傾斜機能圧電平板の波動伝播特性と応答解析(第1報 解析手法)" 日本機械学会論文集(A編). 57. 2122-2127 (1991)
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[Publications] 劉 桂栄,谷 順二: "傾斜機能圧電平板の波動伝播特性と応答解析(第2報 計算結果)" 日本機械学会論文集(A編). 57. 2128-2133 (1991)
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[Publications] D.Gafka&J.Tani: "Parametric Constitutive Equations for Electroelastic Crystals upon Electrical or Mechanical Bias" Journal of Applied Physics. 70. 6679-6686 (1991)
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[Publications] D.Gafka&J.Tani: "Surface Acoustic Waves Propagation in Stressed Media,Force Sensor" Proceedings of the 3rd ISEM Symposium on Application of Electromagnetic Forces. 469-472 (1991)
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[Publications] 谷 順二: "知的複合構造体研究の現状" 第4回シンポジウム 電磁力関連のダイナミックス講演論文集. 309-312 (1992)
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[Publications] J.Tani&K.Ohtomo: "Sealing Effect of a Magnetic Field at a Crack" Proc.1st Int.Conf.on Intelligent Materials. 139-142 (1992)