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1991 Fiscal Year Annual Research Report

バイオフィ-ドバックに関する最近の情報収集研究

Research Project

Project/Area Number 03351002
Research InstitutionSophia University

Principal Investigator

平井 久  上智大学, 文学部, 教授 (40053516)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 児玉 昌久  早稲田大学, 人間科学部, 教授 (80008135)
白倉 克之  東海大学, 医学部, 助教授 (30055967)
松永 一郎  兵庫医科大学, 教授 (20068414)
斎藤 正男  東京大学, 医学部, 教授 (60010708)
筒井 末春  東邦大学, 医学部, 教授 (90057498)
Keywordsバイオフィ-ドバック / 心拍 / 筋電図 / 皮膚温 / α波
Research Abstract

2年後に、バイオフィ-ドバックと生体行動自己調節に関する国際会議を開き、そこにおけるプログラムをどのような内容にするかを中心にして学術情報を収集することが本研究の目的である。約10名の者が毎月1回集合し、予め定められた文献の中から、情報検索しそれらを分類整理する作業であった。定められた文献としては「Biofeedback and SelfーRegulation」「Psychophysiology」「Journal of Psychophysiology」「International Journal of Psychophysiology」などの種類の文献・雑誌が含まれている。
バイオフィ-ドバックに関しては主として心拍、筋電図、皮膚温、α波といった反応様式があるが、以上の作業の結果、心拍については種々の検出法・テスト法が開発されているが、これらを心拍制御の側面から比較検討する必要が認められた。一方、筋電図については、これまで弛緩の標的反応とされてきた前頭筋EMGに限定条件がつくことが指摘され、多部位EMGが大きく取り上げられた。また、皮膚温については、訓練方略や人格特性といった個人要因の訓練結果に及ぼす影響が多くの文献で考察されており、その学習の維持や般化に関する研究も着手さていることが明らかになった。さらに、α波については、α維持の弁別、認知過程及び方法論の重要性、α波と他の生理学的指標との関係が検討されるべき課題として多くの文献の中で指摘されている。
本年度は、バイオフィ-ドバックに限定した文献の収集と考察が行われてきたが、今後はさらに問題を広げて「生体行動の自己調節」について文献を収集し、問題を浮彫りにしていく計画である。

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

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