1991 Fiscal Year Annual Research Report
第5回国際細胞系統進化学会にむけての企画ならびに研究会等の開催
Project/Area Number |
03354005
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
石川 統 東京大学, 理学部, 教授 (70012482)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤原 晴彦 東京大学, 理学部, 講師 (40183933)
藤島 政博 山口大学, 理学部, 助教授 (40127783)
松本 忠夫 東京大学, 教養学部, 教授 (90106609)
庄野 邦彦 東京大学, 教養学部, 教授 (60050457)
山岡 郁雄 山口大学, 理学部, 教授 (30034705)
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Keywords | 第5回国際細胞系統進化学会議 / 研究活動 / 調査活動 / 広報活動 / 公開シンポジウム / 共に生きる生物学 |
Research Abstract |
本研究は1992年に日本で開催が予定されている第5回国際細胞系統進化学会議を心にみのりあるものとし、これを機会にわが国における当分野の飛躍的発展を期することを目的として企画されたものである。 本研究班は、第5回国際細胞系統進化会議の学術プログラムの企画・検討を基礎となる学術情報の収集とそのとりまとめを目的として、本年度、具体的に下記の研究会を開き、研究、調査ならびに広報活動を進めた。 1.交付決定後、7月に在京の班員が中心となって、第1回班会議を開催し、研究班の活動の具体的方針を確認し、実施計画を作製した。 2.上記計画に基づき、10月には重点領域研究「地球共生系」総括班との共催で、東京大学総合研究資料館において、公開シンポジウム「共に生きる生物学」を開催した。当シンポジウムには60人を超える参加者があり、活発な質疑応答がなされ、当分野に興味をもつ研究者人口の大きさを確認できたばかりでなく、今後の研究会の進め方を占う上でも資するところがきわめて大きかった。 1992年2月には、地方在住の班員も含めて第2回班会議を開催し、研究会の成果をとりまとめた。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Tetsuhiko Sasaki: "Growth and reproduction of the symbiotic and aposymbiotic pea aphids,Acyrthosiphon pisum maintained on artificial diets." Journal of Insect Physiology. 37. 749-756 (1991)
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[Publications] Keiko Kakeda: "Molecular chaperone produced by an intracellular symbiont" Journal of Biochemistry. 110. 583-587 (1991)
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[Publications] O-Yu Kwon: "The longest 18S ribosomal RNA ever known:Nucleotide sequence and presumed secondary structure of the 18S rRNA of the pea aphid,Acyrthosiphon pisum." European Journal of Biochemistry. 202. 827-833 (1991)
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[Publications] Mizue Morioka: "Mutualism based on stress:Selective synthesis and phosphorylation of a stress protein by an intracellular symbiont." Journal of Biochemistry. (1992)
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[Publications] Takema Fukatsu: "Synthesis and localization of symbionin,an aphid endosymbiont protein." Insect Biochemistry. (1992)
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[Publications] Chiaki Ohtake: "Structure of chaperonins from an intracellular symbiont and their functional expression in E.coli groE mutants." Journal of Bacteriology. (1992)