• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1992 Fiscal Year Annual Research Report

CAIによる外国語学習教材の開発研究

Research Project

Project/Area Number 03451066
Research InstitutionReitaku University

Principal Investigator

北村 甫  麗沢大学, 外国語学部, 教授 (80014455)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岩居 弘樹  麗澤大学, 外国語学部, 講師 (20213267)
戸田 昌幸  麗澤大学, 外国語学部, 教授 (20207583)
坂本 比奈子  麗澤大学, 外国語学部, 教授 (20205777)
Keywords外国語教育 / CAI / マルチメディア / マルチリンガル
Research Abstract

本年度は前年度に引続き、外国語教育におけるCAIのマルチリンガル環境とマルチメディア環境の調査・研究および開発にあたった。
マルチリンガル環境に対応するために、平成3年度には、ステブンーハートウェル氏の開発したマルチスクリプトーシステムに関する情報を手に入れたが、平成4年度Apple社がマルチリンガル環境を前提に設計した新たなOSを発表し、マルチリンガル環境の構築が容易になった。現在まだ実験中ではあるが、日本語・ハングル語・タイ語・ロシア語およびローマン系言語の混在する環境は実用化できる見込みである。
教材開発については、教材作成のプロセスを簡単にする、教材の中のミスの修正を容易にする、学習者が使用しやすいという点を特に考慮したマルチリンガル多目的CAIソフトを試作した。ベースとなるソフトは、ハイパーーカードを利用した。このソフトは、マッキントッシュのマルチリンガル環境に対応できる、デジタル化した音声・画像を利用できる、ビデオ機器・オーディオ機器を制御できる、プログラムが比較的容易である、ネットワークを活用できるという長所があり、マルチメディア環境への対応も可能である。
平成4年度は、このソフトを利用したドイツ語文法練習問題ソフトを作成し、授業で使用した。課題学習型CAIであるが、かなりの学習効果がみられた。ただし、操作性の問題、ヘルプ機能の不備などの問題点もみられ、現在この点を改良している。日本語とタイ語の練習問題ソフトも試作したが、授業ではまだ使用していない。
音声やデジタルビデオを利用した聞き取り教材・問題発見型教材も試作したが、音声や画像は容量が大きくなり、フロッピーディスクに収まらないという問題がある。現在ネットワークを利用した解決法を検討している。

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi