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1991 Fiscal Year Annual Research Report

見えざる環境因子・電磁波に関する環境工学的研究

Research Project

Project/Area Number 03452224
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

安岡 正人  東京大学, 工学部, 教授 (20058043)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 土田 義郎  東京大学, 工学部, 助手 (20227424)
平手 小太郎  東京大学, 工学部, 助教授 (70165182)
Keywords見えざる環境 / 超音波 / 電磁環境 / 人体微振動 / 環境振動 / シ-ルド性能
Research Abstract

人類の生活、特に文明の進展に伴なう環境改変は、自然環境からの乖離故に、それまでの環境に適応進化してきた我々の五感では捉えることのできないものが多い。これらの見えざる環境因子に対して様々なアプロ-チを試み、見える領域を含めた体系的展望を行い、問題の所在を大略明らかにできたと考えている。
環境因子別には、音・振動環境について、超音波領域の実態調査を行い、自然環境音には雨音など20kHz以上の成分をもつものが多いこと、各種の電子機器から純音性の超音波がかなり高いレベルで放射されていることなどが明らかになった。また、人体のマイクロバイブレ-ションと環境振動や音との関連について、予備的な人体実験を行い、各種の外乱によって卓越振動の変化することを把握し、本格的な実験のための装置等の検討を行った。
当初、メインテ-マとしていた電磁環境については、測定器の整備の不足、変更もあって、本年度は文献調査の範囲を出なかったが、材料等の小試料を対象としたMIL規格を準拠した各種の測定デ-タが、建築的スケ-ルの部位や空間の性能と如何に対応しないものであるかが明白になり、今後、建築分野での測定法などの規格化を進めて行く上での重要な知見が得られた。なおこの問題については日本建築学会内に新しく設置された電磁環境委員会と協力して研究を進めている。
この他、文献調査としては、磁気、遠赤外線等の人体影響に関する資料を集めて整理し、研究の動向を把握した。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 秋田 剛: "住環境をとりまく音環境における高周波音成分の測定" 日本建築学会大会学術講演梗概集. D. 457-458 (1991)

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

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