1992 Fiscal Year Annual Research Report
高水準ビュー機能を持つマルチメディアデータベースシステムの研究
Project/Area Number |
03452289
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
上林 弥彦 京都大学, 工学部, 教授 (00026311)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有川 正俊 九州大学, 工学部, 助手 (30202758)
渡辺 正子 京都大学, 工学部, 教務職員 (70127158)
美濃 導彦 京都大学, 工学部, 助教授 (70166099)
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Keywords | マルチメディア処理 / CADデータベース / 地図情報処理 / 文字配置 |
Research Abstract |
平成4年度は、平成3年度の成果を踏まえて、各機能の高度化と、実現するための高速アルゴリズムを中心に研究をすすめた。 (1)マルチメディア演算方式:マルチメディアデータはシステムに蓄えられる段階で近似されているので、結合演算をマルチメディアデータ向きに拡張した内挿結合演算は特に計算時間がかかる。そのため、その処理の高速化をはかることが重要である。頻繁に行う処理に対しては前処理によってその効率化をはかる方式を開発した。 (2)文字配置方式の改良:オンライン文字配置について、点と線および領域の名称が混在している場合を扱うとともに、より利用者にとって見やすくするための後処理方式を開発した。これによりオンライン文字配置方式はほぼ実用化できる見通しが得られた。 (3)意味的概示機能を中心とした利用者インタフェース:質問言語にマルチメディア向きの機能を加え、部分的に構成した質問に対する結果を概示することにより質問を改良していけるような利用者インタフェースについて検討し、その基本部分を実現した。具体的には、質問から地図の表示範囲の抽出、拡大率の決定と表示属性の抽出を行なう方法を開発し、利用者インタフェースとしての実用性を確認した。 (4)CADデータベースへの応用:CADデータベースではデータの意味を分り易く表示する必要があり、このためにはマルチメディア演算やデータの表示方式が重要である。本研究の方式をCADデータベースのビューに利用する方式について研究した。 (5)高度なビュー機能を持つ地理データベースの開発:平成3年度及び平成4年度の成果を取り入れる形で、地理データベースの開発を行ないつつあり、開発から得られた問題点を研究にフィードバックする。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] H.Xu,Y.Kambayashi: "Realization of Composite Relationship Viws Utilizing Regular Expressions" Database System for Next-Generation Applications:Principles and Practice. 79-87 (1993)
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[Publications] M.Iwaihara,Y.Kambayashi: "Processing Nondeterministic Queries Including Sets and Constraints" Database System for Next-Generation Applications:Principles and Practice. 231-239 (1993)
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[Publications] 徐 海燕,古川 哲也,上林 彌彦: "設計データベースのための導出関連ビューの実現" 情報処理学会論文誌. 34. (1993)
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[Publications] Won Kim,Yahiko Kambayashi,In Sup Paik(Eds.): "Database System for Next-Generation Applications:Principles and Practice" World-Scientific,Singapore, 312 (1993)