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1993 Fiscal Year Annual Research Report

海外まき網漁業の漁獲機構解明に関する研究

Research Project

Project/Area Number 03454083
Research InstitutionTOKYO UNIVERSITY OF FISHERIES

Principal Investigator

竹内 正一  東京水産大学, 水産学部, 教授 (00017047)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 根本 雅生  東京水産大学, 水産学部, 助手 (90221481)
稲田 博史  東京水産大学, 水産学部, 助手 (90176397)
有元 貴文  東京水産大学, 水産学部, 教授 (20106751)
木原 興平  東京水産大学, 水産学部, 助教授 (40017059)
小池 孝知  東京水産大学, 水産学部, 教授 (10017048)
Keywordsまき網漁業 / 操業状況 / XBT / 魚群探索
Research Abstract

西部太平洋のカツオ・マグロまき網漁場はわが国の漁船が出漁するばかりでなく、韓国、台湾及び各国の漁船も操業する国際漁場である。このため、東京水産大学研究留学生を韓国のカツオ・マグロまき網漁船に乗船させ、XBTを中心とした海洋観測を実施するとともに韓国漁船の操業状況の情報を収集した。韓国のまき網漁船の操業のサイクルは1年で、その間の補給や水揚げは南太平洋の諸国で行っている。水揚げをわが国の港で行なうことを義務ずけられている、わが国の漁船が年間7〜8航海しているのとは対象的であることが判明した。さらに、殆どの漁船がヘリコプターを搭載し、それを使用して魚群の探索をおこなっている。とくに、揚網中には魚群が網中より逃逸しないように、ホバリングをして協力するとともに、次の魚群の探索に充分に利用されている。今回の乗船においては、浮上群を中心の操業であったため、XBTによる海洋観測結果を解析することにより、日本漁船の木付群中心の操業時の資料と照合することにより新しい成果が得られるものと期待される。
一方、操業記録を収集しての研究においては、エルニーニョ現象の発生時とラニーニャ現象発生時におけるキハダとキハダ幼魚の漁獲状態を解析した。これによると、キハダの漁獲位置が年によって大きく変動していることが判明した。キハダとキハダの幼魚の漁獲には逆の相関関係があり、また、漁獲の多い年と少ない年を比べると漁獲の多い年のほうが少ない年に比べて集中して漁獲される傾向が認められた。

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Published: 1995-02-08   Modified: 2016-04-21  

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