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1991 Fiscal Year Annual Research Report

PCR法による口腔白板性における癌遺伝子の解析

Research Project

Project/Area Number 03454465
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

石田 武  大阪大学, 歯学部・附属病院, 助教授 (50028768)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 福田 康夫  大阪大学, 歯学部・附属病院, 助手 (20238489)
Keywords白板症 / 扁平上皮癌 / DNA増幅 / DNA変異 / PCR
Research Abstract

1.実験対照としての核酸の調整
本学第1口腔外科学講座より供与されたAー431細胞より、フェノ-ルクロロホルム法にてDNAを抽出,精製した。Aー431細胞はEGFレセプタ-遺伝子が著明に増幅していることが知られている培養細胞で、このDNAを今後の研究において、目的DNAの増幅を定量する際のコントロ-ルとして使用する。また、正常コントロ-ルとして、健常成人末梢血白血球より同様にDNAを抽出した。
2.パラフィンブロックからのDNA抽出
本研究は、白根症・扁平上皮癌症例のDNAの量的および質的異常を検索することが目的である。新鮮組織からのDNA抽出が望ましいが、パラフィンブロックからでも充分解析可能なDNAが抽出出来るとされている。このため、予備実験として炎症性病変などのパラフィンブロックからDNA抽出を試みた。
3.DNA変異の検出
癌遺伝子などの変異を検出するために,直接塩基配列決定法、アレル特異的オリゴヌクレオチドを用いたハイでリダイゼ-ション,濃度勾配変性ゲル電気泳動法、PCRーSSCP法などを利用されている。RAS遺伝子の点突然変異を検出するため変異特異的オリゴスクレオチドプロ-ブを入手したが、変異遺伝子の数だけハイブリダイ・ゼ-ションを繰り返す必要があり,多数症例の確析には不適当と判断されたため,アイソト-プを使用する必要のない濃度勾配変性ゲル電気泳動法をスクリ-ニングに導入する予定である。

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

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