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1991 Fiscal Year Annual Research Report

深在性真菌症の病態と治療に関する研究ー反復性肺アスペルギ-ルス症の実験モデル作製と発症機序の解明ー

Research Project

Project/Area Number 03454569
Research InstitutionKawasaki Medical School

Principal Investigator

副島 林造  川崎医科大学, 医学部, 教授 (10068976)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 沖本 二郎  川崎医科大学, 医学部, 講師 (50160784)
二木 芳人  川崎医科大学, 医学部, 講師 (50156030)
Keywords肺真菌症 / 肺アスペルギ-ルス症 / 動物モデル / 反復性肺アスペルギ-ルス症 / 抗真菌療法 / 血清診断
Research Abstract

当初の計画はほぼ完成された。本年度の実績は,以下に示すごとくである。
1).反復性肺アスペルギ-ルス症モデルの作製
予備実験と同様の方法で反復型の肺アスペルギ-ルス症をラットに再現性高く作製できるようになり,以下の諸実験に応用している。
2).動物モデルにおけるアスペルギ-ルス抗原検出
急性モデルでは,感染後2日目の早期より抗原は陽性となる。慢性モデルでは,感染の遷延とともに抗原は陰性化し,反復モデルの再燃誘発とともに再び陽性化を認める。極めて病勢とよく相関した結果が得られ臨床例での応用にも期待が持たれる。
3).抗原検出キット(Pastorex Aspergillus^<【○!R】>)の臨床評価
本キットは既に市販されているが,その有用性を再度臨床例で評価中であり,その感度は約60%,特異性は90%以上と考えられる。
4).動物モデルにおける治療実験
急性,慢性,反復性各モデルを用い,各種抗真菌薬,免疫賦活剤などの有用性を評価しつつある。
5).反復性肺アスペルギ-ルス症の発症機序解明の研究
剖検例および動物モデルを用いて,主に組織学的検討を実施中である。
以上,実績は着実に上がりつつある。

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

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