1991 Fiscal Year Annual Research Report
口述所見を入出力するマルチメディア・PACSワ-クステ-ションの試作
Project/Area Number |
03557050
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
稲邑 清也 大阪大学, 医療技術短期大学部, 教授 (90203207)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 英世 日本無線株式会社, 研究所, 次長
滝川 厚 大阪大学, 医療技術短期大学部, 助手 (80197227)
梅田 徳男 大阪大学, 医療技術短期大学部, 助手 (40142319)
稲本 一夫 大阪大学, 医療技術短期大学部, 教授 (00068446)
小塚 隆弘 大阪大学, 医学部, 教授 (40028478)
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Keywords | 画像診断 / 診断レポ-ト / 口述所見 / マルチメディア / PACS / ワ-クステ-ション / 音声のディジタル化 / 光磁気ディスク |
Research Abstract |
1.エンジニアリングワ-クステ-ションの設置と既存設備との接続をを行い,研究のためのハ-ドウェアのシステムを構成した。 (1)次の新規ハ-ドウェアを購入し機能せしめた。 JRCエンジニアリングワ-クステ-ションNID-5425S(HP9000/425S)ネットワ-クオプションLAN IEE802.3/イ-サネット 1F付,光磁気ディスク1F付 (2)次の現存設備との接続をLAN(ロ-カルエリアネットワ-ク)イ-サネット及びTCP/IPプロトコル基本ソフトウェアを用いて行い,基本ソフトウェアを稼動せしめた。 (イ)エンジニアリングワ-クステ-ション・アポロN-4000 (ロ)JRCス-パ-グラフィックプロセッサNWX-340 (ハ)1000×1000マトリクス高解像度CRTディスプレイ (3)ソフトウェアを開発し次の研究を行なった。 (イ)X線フィルム写真をレ-ザビ-ムスキャナ-で入力し,前述の高解像度CRTディスプレイに表示せしめ,読影入力の準備をした。 (ロ)音声を入出力できるモジュ-ルを装備し,CRT診断をしながら口述所見を入出力できる準備をした。 2.口述所見の入出力のため次の研究を行なった。 (イ)読影の対象となった画像と口述所見として入力した音声をディジタル化し,光磁気ディスクにファイルする。 (ロ)ファイルした画像を表示した時に自動的に口述所見が再生され,音声として聞く事ができる。逆に口述所見を検索して聞いている時に読影対象となった画像が自動的に表示される。 3.入力したX線フィルム写真に焼きつけられている患者番号を自動的に読み取る方式研究と実験を行い,マルチメディアの目途をつけた。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Kiyonari Inamura: "PACS in Japan" Computer Assisted Radiology. CAR'91. 383-390 (1991)
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[Publications] Tokuo Umeda: "Multimedia PACS integrated with HIS/RIS employing magneto-optical disk" SPIE:Medical Imaging. 1446. 199-210 (1991)
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[Publications] 稲邑 清也: "ISACのシステム構成と要素技術" INNERVISION. 6(5). 8-11 (1991)
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[Publications] Tokuo Umeda: "Multimedia PACS synchronized with diagnostic reports and their images employing magneto-optical disks" Image Management and Communication. IMAC'91. 357-362 (1991)
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[Publications] 梅田 徳男: "光磁気ディスクを利用した画像・音声読影所見同時記録システムの構築" 日本医学放射線学会雑誌. 51. 295-297 (1991)
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[Publications] 稲邑 清也: "計算機支援レポ-ト作成システム" Med.Imag.Tech.9(1). 3-10 (1991)