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1991 Fiscal Year Annual Research Report

書字教育用ワ-クステ-ションの開発

Research Project

Project/Area Number 03558034
Research InstitutionAkashi National College of Technology

Principal Investigator

松永 公廣  明石工業高等専門学校, 電気工学科, 助教授 (20099831)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田口 英郎  帝京大学, 理工学部・機械精密システム, 助教授 (40029278)
Keywords書字学習 / ワ-クステ-ション / 実技的訓練 / 特殊ペン / 操作端末機 / 書字教示用デ-タベ-ス / デ-タ圧縮 / 教示ソフトウェア
Research Abstract

本研究の目的は、児童の書字学習過程が科学的に分析できる書字教育用ワ-クステ-ションを開発し、教育工学的立場から書字の実技的訓練に必要な教示法を見い出すことである。
[1]書字教育用ワ-クステ-ションによる実技的な訓練効果を確かめるには、児童個々の運筆の特徴を捉えることが必要であり、それ故に筆記具としては筆跡、筆圧などの情報検出が可能な特殊ペンの使用をも検討しなければならない。そこで、どのような筆記具が望ましいのかを予め検討するために、これまでに開発されてきた特殊ペンについて研究調査を行ない、かつ書字による個人認証技術についても取りまとめを行い報告した。
[2]新規購入設備を基にして試作した手書き入力のための筆記用ペン付きタブレットを設えた操作端末機を設置し実験を進め、(1)統語的知識である文字の基本筆画分解とその適切な参照筆圧からなる書字教示用デ-タベ-スのプロトタイプを構築し、教示内容を段階的に提示することができるようにした、(2)従来型の書字教育の指導における方略的知識を教科書から収集し、現場にフィ-ドバックし実践的知識とした。(3)被験者を選び操作端末によって収集した膨大な筆跡・筆圧デ-タを圧縮し蓄積した。これらの実験の中で試作した筆記用ペンは、馴れるのに少し時間がかかり児童には長さ、太さ、重さの点で研究を続けなくてはならないことがわかった。これらの成果をとりまとめ報告する。
[3]書字動作は思考と手の動作の統御による学習行為であるため、導入時期においてはきめ細やかで継続的な指導が必要であるにもかかわらず不十分なまま推移しており、現場から動的でていねいな教示が可能な本システムの要請が高いことが明らかになった。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 田口 英郎: "書字による個人識別の技術" システム/制御/情報. 35. 16-25 (1991)

  • [Publications] 松永 公廣: "導入教育のための書字練習ワ-クステ-ションの開発" 日本教育工学CAI・認知科学研究会. (1992)

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

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