1991 Fiscal Year Annual Research Report
コンピュ-タ-・ネットワ-クによる哲学フォ-ラム開設のための技術開発
Project/Area Number |
03559007
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Research Institution | Hachinohe National College of Technology |
Principal Investigator |
太田 徹 八戸工業高等専門学校, 一般教科, 助教授 (40168943)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
細越 淳一 八戸工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (90099763)
高橋 要 八戸工業高等専門学校, 一般教科, 講師 (60188000)
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Keywords | 哲学研究用BBS開局 / ハイパ-テキスト型哲学デ-タベ-ス / 共同翻訳実験 |
Research Abstract |
課題1、「学内電話回線を使っての『哲学共同研究』のシュミレ-ション」 本研究のテ-マは、電話回線を使ったネットワ-ク上で多数の研究者がひとつの問題を多面的に解析し、その解析結果を多面性を保ったまま立体的な構造でデ-タ閲覧できるようにすることにある。我々は、マッキントッシュ・コンピュ-タを″HyperCard"で動かし学内電話回線上でデ-タ転送を行い、こうしたデ-タ蓄積が可能であることをたしかめた。しかし実際にこれを行っていく上での問題点も判明した。それは、ハイパ-テキスト形式でのデ-タ処理は通常デ-タベ-スより格段に時間がかかることである。高速化のためには、通常のリレ-ショナル・デ-タベ-スとハイパ-・テキストを組み合わせた利用法が必要である。我々は、″4thDimension"をデ-タ検索・通信に使い、入出力の表示画面として″HyperCard"を限定的に利用する方法を現在開発中である。 将来哲学フォ-ラムの規模が拡大したときにはホスト局にワ-クステ-ションの利用が必要であり、これに関してはキャノン株式会社の協力が取り付けられてある。 課題2、「NIFTY-SERVEの電子メ-ルを利用して、哲学研究上の情報交換を行う」 商業パソコン・ネットワ-クであるニフティの電子メ-ルをフォラ-ムの通信方法として利用することは、哲学フォ-ラムが実用的に運用されるために必要なことである。実際に通信経路として利用してみて問題がなく、便利さ、通信費用とも適していることが分かった。 これらの成果を踏まえ、平成4年7月からは電話回線上ネットワ-クで、八戸高専・千葉大学・都立大学・埼玉大学などのいくつかの研究室を結んで三つ程度のゼミナ-ルが開始される予定である。
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Research Products
(1 results)