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1992 Fiscal Year Annual Research Report

コンピュータ・ネットワークによる哲学フォーラム開設のための技術開発

Research Project

Project/Area Number 03559007
Research InstitutionHachinohe National College of Technology

Principal Investigator

太田 徹  八戸工業高等専門学校, 一般教科, 助教授 (40168943)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鳴海 哲雄  八戸工業高等専門学校, 一般教科, 講師 (30228100)
細越 淳一  八戸工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (90099763)
高橋 要  八戸工業高等専門学校, 一般教科, 助教授 (60188000)
Keywords哲学の情報交換 / 哲学研究用データベース / ハイパーテキストによる共同思考空間 / NTT回線を通じたコンピュータ・ネットワーク
Research Abstract

本研究の目的は、「NTT回線を通じたコンピュータ・ネットワークの情報交換機能を哲学の共同研究方法として活用する技術の開発」であるが、その主な技術内容は次の3点である。
1.哲学研究に即したデータ交換形態の開発
2.ハイパーテキストを共同思考空間として利用
3.哲学研究用データベースの統一規格の開発
昨年度の研究により、これらの技術開発上の問題点は次の2点であることが判明した。すなわち、コンピュータの知識を持たない哲学研究者にも容易に参加でき、且つ、各参加者の哲学的思考が阻害されない程度の円滑さを持ったシステムはいかにして構築することができるかという問題(ヒューマンインターフェースの簡便化)、および、そのシステムの内容としての共同思考空間を、参加者たちの多様な思考形態に対して、どれほど柔軟に対応し、且つ一般性を維持できるようなものとすることができるか、という問題(共同思考空間の一般性)である。
これらの問題はその性格上、同時進行で解決しなければならないが、今年度は先ず、仮の共同思考空間を試作し、それをもとにシステムを構築することに全力を傾注した。その結果、4th Dimentionというハイパーデータベースソフトをもとにして独自のプログラムを作成し、ほぼ満足できる成果を得た。現在、そのシステムを各参加者たちに配布し、実際に共同研究を試行する準備を進めている。
来年度は、その試行の結果をもとにシステムをより完全なものにすると同時に、上記2点目の問題解決に本格的に取り組む予定である。

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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