1991 Fiscal Year Annual Research Report
地域情報化政策推進地域における社会変動・生活変動に関する研究
Project/Area Number |
03610092
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Research Institution | Japan Lutheran College |
Principal Investigator |
宮路 慶子 日本ルーテル神学大学, 文学部, 助教授 (10166184)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西原 雄次郎 日本ルーテル神学大学, 文学部, 教授 (30141724)
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Keywords | 地域情報化 / 都市型CATV / 情報行動 |
Research Abstract |
1、文献資料研業: (1)地域情報化推進地域のこれまでの経過と最近の動向についての把握、 (2)都市型CATVを事例とする情報環境の変化と情報行動の変容についての理論的研究の検討。 2、社会調査の実施: 目的:具体的なニュ-メディアの事例である都市型CATVの導入が地域社会にもたらす社会変動について、主として人々のテレビ視聴を中心とする情報行動の変化に焦点を当てて解明する。 対象地域;郵政省テレトピア・モデル指定地域である東京都港区の都市型CATV加入者。 調査方法;(1)事前調査・郵送法による質問紙調査。(150人対象・51人回答) (2)事前調査回答者3人に対する面接聞き取り調査。 (3)大量サンプルを対象にした郵送法による本調査。(564加入世帯対象・295世帯回答) 調査内容;都市型CATV利用状況を中心とするテレビ視聴行動・意識、その他 3、今後の予定:都市的地域のニュ-メディアとして注目される都市型CATV加入者の情報行動について解明することを通じて、テレビ画面の利用の変化の動向が把握され、多メディア時代の情報行動に関する理論構築の一つの端緒が得られつつある。今後、比較対照できる地域への調査の実施により、さらに研究の深化を図る予定である。
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