1992 Fiscal Year Annual Research Report
ペプシノゲンの遺伝子構造と発生過程における発現調節
Project/Area Number |
03640603
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Research Institution | KYOTO UNIVERSITY |
Principal Investigator |
景山 節 京都大学, 霊長類研究所, 助教授 (20027501)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅岡 一雄 京都大学, 霊長類研究所, 助手 (10089138)
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Keywords | ペプシノゲン / ペプシン / ニホンザル / ウサギ / 遺伝子構造 / cDNAクローニング |
Research Abstract |
平成4年度はウサギ、ニホンザルのペプシノゲン遺伝子の単離を行った。遺伝子数が非常に多く、全遺伝子ライブラリーの中にかなりの頻度で含まれていた。ニホンザルで単離した3つの遺伝子について、制限酵素地図を作成し、塩基配列を決定した。3つの遺伝子は2つがペプシノゲンA遺伝子、残りがペプシノゲンC遺伝子と判明した。A成分遺伝子の発現は発生過程で大きく変動することが明らかになっているので、特にその5'上流域の塩基配列を重点的に調ベた。反復配列が存在し、特異な構造をを示した。発現調節に関与していると考えられた。
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[Publications] T.Kageyama: "Gastric procathepsin E and progastricsin from guinea pig" Journal of Biological Chemistry. 267. 16450-16459 (1992)
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[Publications] T.Kageyama: "Development-dependent and tissue-specific expression of rabbit procathepsin E and the unique hydrolytic specificty of its processed form for tachykinins" Journal of Biological Chemistry. 268. (1993)