1991 Fiscal Year Annual Research Report
フレキシブル生産における生産意思決定の分散と統合に関する研究
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03650109
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| Research Institution | Hiroshima University |
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Principal Investigator |
大場 史憲 広島大学, 工学部, 教授 (10081267)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村山 長 広島大学, 工学部, 助手 (60219946)
橋本 雅文 広島大学, 工学部, 助教授 (10145815)
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| Keywords | 生産システム / フレキシブル生産 / 生産意思決定 / 分散型意思決定 / 意思決定モジュ-ル |
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| Research Abstract |
本研究は,市場のニ-ズに適切に対応するために,フレキシブル生産における設計や運用に関わる意思決定の構造を分析し,CIM(コンピュ-タ統合生産)に適合する新しい分散形意思決定支援システムの提案を行うものである.
平成3年度は,主として,提案する分散形意思決定支温システムの概念設計を行った.すなわち,1.フレキシブル生産における意思決定機構として必要なアクティビティとそれらの相互関係を分析し,意思決定モジュ-ル群の抽出を行った。2.各モジュ-ルの情報構造を分析し,モジュ-ルの関係,制約を反映するデ-タ構造の検討を行った.3.フレキシブル生産における設計と運用に関連するいくつかのモジュ-ルについて,機能の検討とアルゴリズムの関発を行った.
具体的なモジュ-ルの例として,1.需要変動に適切に対処するために,製品生産計画と運動する生産システム更新モジュ-ルの意思決定機構を分析し,その情報の流れと,意思決定プロセスを明らかにした.2.生産工程情報と結合された,生産ライン構成モジュ-ルについて,その情報構造と決定アルゴリズムの解析を行った.3.生産工程情報とショップの設備情報を反映する,機械設備への工具配分モジュ-ルの情報構造と意思決定機構を分析した.
現在,CIMにおける設計・生産活動の分散・並列処理を可能とするための意思決定構造の分析を行っている.そこでは,製品モデルを創成するモデリング・アクティビティとそのモデリングの進行に応じて並列的に処理される統合化アクティビティを考え,各アクティビティを処理するモジュ-ルの情報構造およびモジュ-ル間の情報伝達法をオブジェクト指向の概念に基づいて構築することを考えている.
平成4年度は,以上の研究をさらに詳細化する予定である.
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[Publications] Yue Zhan ZHU: "A New Method for Designing MultiーProduct Lines" Proc.of the 1991 Asia/Pacific Symposium IMAC. 298-303 (1991)
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[Publications] Kiyoshi KATO: "Interactive Machine Loading and Tool Assignment Approach in Flexible Manufacturing Systems" Proc.of the 1991 KACC. 1576-1579 (1991)
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[Publications] 朱 躍二: "グラフ理論に基づくFMS工具配分法" 広島大学工学部研究報告. 40. 41-49 (1991)
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[Publications] Fuminori OBA: "Reconstruction Planning of Manufacturing System Based on CashーFlow in Fluctuating Market" 1992 JapanーU.S.A.Symposium on Flexible Automation. (1992)
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[Publications] Takeshi MURAYAMA: "Design Aid Based on Concurrent Processing of Design Tasks" The 8th International IFIP WG5.3 Conf.ProLAMAT'92. (1992)
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[Publications] 井上 久仁子: "生産ソフトウェアシステム" オ-ム社,
