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1992 Fiscal Year Annual Research Report

選好意識調査の交通需要推計への適用性に関する研究

Research Project

Project/Area Number 03650438
Research InstitutionHIROSHIMA UNIVERSITY

Principal Investigator

杉恵 頼寧  広島大学, 工学部, 教授 (70034410)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 藤原 章正  呉工業高等専門学校, 土木工学科, 助手 (50181409)
今田 寛典  広島大学, 工学部, 助手 (80093730)
Keywords選好意識調査 / パソコン調査 / コンジョイント分析 / 交通手段選択 / 新交通システム
Research Abstract

本研究では、昨年度パソコン調査のためのプログラム(CISP)を開発し、実際に通勤通学者を対象に交通手段選択の調査をした。そこで、本年度は従来の調査票記入式調査と調査方法及び得られたデータの交通機関選択モデルへの適合度を比較した。
データ収集の面を考えると、調査票記入式調査に比べCISPでは1データ当たりの労力がかなり必要となった。得られたデータの有効性ではCISPの方がデータの欠損率が低い。また、回答者側からの評価もCISPに肯定的な回答が多くなっている。さにに、SP実験の交通サービス水準の設定値を比較すると、CISPの方が回答者個人に応じた設定値を作ることができた。
交通機関選択モデルの構築結果を比較したところ、多項ロジットモデル、ランクロジットモデルとも、CISPモデルの方がモデルの内面的妥当性を示す指標は良くなっていた。特に、ランクロジットモデルでは尤度比が2倍以上になっていた。このことから、3つの交通機関の順位づけSP実験を行なう際、1位を決定する時よりも、2位、3位を決定する時にCISPの威力が発揮されるようである。また、時間価値についての比較によってCISPモデルでは、アクセス時間がはるかに高く評価されている。さらに、ランクロジットモデルタイプのCISPモデルでは運行間隔の影響が強かった。これらのことから、CISPは調査票記入式調査よりも、順位づけSP実験で下位まで確実に判断されることが分かった。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 渇本 雅昭: "携帯型パソコンを利用した応答型選好意識調査方法の開発" 土木学会年次学術講演会 講演概要集 第4部. 47. 414-415 (1992)

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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