• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1991 Fiscal Year Annual Research Report

気象デ-タの一環としての天空日射の天気別モデルの構成

Research Project

Project/Area Number 03650472
Research InstitutionUniversity of Fukui

Principal Investigator

永田 忠彦  福井大学, 工学部, 教授 (50020178)

Keywords日射 / 天空日射 / 天空放射輝度 / 天空放射輝度分布
Research Abstract

天空放射輝度分布の実態解明のためには、太陽高度と天気がさまざまに異なる場合の天空の放射輝度分布を測定し、そのデ-タを蓄積することが第一段階となる。従って、研究遂行のためには、デ-タを能率的に収録する装置の存在が是非とも必要であるが、残念ながら、そのような装置は市販されていない。当研究者は数年来自作の放射輝度計を使用して天空放射輝度分布の研究を続けてきたが、平成3年度には、『天空放射輝度分布デ-タ収録装置』を自ら開発することとした。この装置は、放射輝度検出部及びデ-タロガ-、パソコンの3つの部分から成る。放射輝度検出部は、117個の放射輝度測定用の受感部とそれら受感部を架設するための架台から成り、自らの設計に基づいていわば手作りで作製した。作製の過程では幾多の困難に遭遇したものの、とにかく使用に耐えるものを作製することができた。デ-タロガ-とパソコンは市販のものを使用した。
この天空放射輝度分布デ-タ収録装置を使用すると、比較的短時間で1つの天空のデ-タを収録することができる。平成4年度は、つぎの2つの課題として研究を進めたい。
(1)太陽高度が高いときのデ-タも含めて、晴天空並びに曇天空の天空日射モデルを一層確信の持てるものとする。
(2)快晴でも曇天でもない中間的な天気のときの天空放射輝分布のデ-タを多量に収集し、中間的な天気の天空日射のモデルを構成する。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 永田 忠彦: "天空放射輝度分布測定装置の試作" 日本建築学会北陸支部研究報告集. 第35号. (1992)

  • [Publications] 永田 忠彦: "天空放射輝度分布測定装置の試作" 日本建築学会大会学術講演梗概集. D. (1992)

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi