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1991 Fiscal Year Annual Research Report

地方性を考慮した住居のカビ・ダニ汚染の影響と対策に関する研究

Research Project

Project/Area Number 03650475
Research InstitutionKoriyama Women's University

Principal Investigator

菅原 文子  郡山女子大学, 家政学部, 教授 (50196705)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉澤 晋  東京理科大学, 工学部, 教授 (20077176)
諸岡 信久  郡山女子大学, 家政学部, 助教授 (20166458)
角野 猛  郡山女子大学, 家政学部, 助教授 (60128981)
Keywordsダニアレルゲン / 真菌 / 集合住宅 / 温湿度 / 断熱材
Research Abstract

公営住宅内の結露による北面壁のカビ発生を、アンケ-トと実測により、調査を行い、冬期の室内温度が低いため、相対湿度が高くなる傾向と、北壁面及び側面に、断熱剤の挿入のないことから、全戸でカビの発生が見られたことを確認した。
一方で、集合住宅(民間)の床塵埃を収集し、塵埃中のカビとダニアレルゲンの定量を行った。実測は、冬期と秋期に行ったが、ダニアレルゲンについては、冬期より秋期が3倍程の高い値を示していることが明らかになった。実測は、室内の温湿度、床面の温湿度を測定し、ダニアレルゲン、カビコロニ-数との相関を求めたが、明らかな結果は認められなかった。又、カビコロニ-数とダニアレルゲンとの相関を求めたが、明らかな相関は認められなかった。
床表面温度(カ-ペット)とダニアレルゲンとの関系では、18℃近辺に、ダニアレルゲンが多いことが判明した。たたみの場合も、同様に18℃近辺に、ダニアレルゲンが多く、床表面温度とダニアレルゲンとの関係の一部が解明された。ただし、冬期の実測に於てのみの結果であり秋期の実測では、値はばらついている。相対湿度とダニアレルゲンの関係は、ばらつきが多く一つの傾向を示していない。
集合住宅の場合、各戸の温湿度に大きな差がないために、温湿度との関係が明瞭に認められないものと思われる。
同時に行ったアンケ-ト調査によると、アレルギ-との関係は、特に、認められなかった。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 菅原 文子: "集合住宅の床塵埃中のカビとダニアレルゲン" 日本建築学会大会学術講演梗概集. (東北). 4334-4335 (1992)

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

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